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ツネさんの1話目











遺影にクレーム

つけました 

真顔






なかったんですよ。

写真が。

 



しかも当時は画素数なども

良くないので遺影のサイズに

引き伸ばせる写真も

限られていたんです。





そんな大人の事情が

よく分からない私たち

姉妹は納得していません

でしたもやもやもやもやもやもや(笑)





ここらへんあまりしっかりした

記憶がないんですが

ツネさんの通夜、葬儀には

たくさんの人がやってきました。




お経が始まったら

感情は特に何も揺れていないのに

涙がじわりじわりと出てきて








でもたくさんの人がいる中で

泣くのが恥ずかしくて

さらっと拭って

誤魔化していました。




あとは棺桶に花を入れる時に

母が大きな声で泣いたんです。







その様子に驚き過ぎて

なぜか思わず







笑ってしまい




 


笑ってしまい





妹の方をチラッと見て

笑うのを道連れにしました。

はい。







「あの時のニヤッとしちゃったのは

お姉ちゃんのせいだから」

と、言われております。

はい、そうです。




宇宙人くん




火葬場に行って

「最後のお別れです」と

ツネさんの身体が入った棺が

火葬炉(かそうろ)に

入れられた瞬間はとても怖くて




ツネさんが熱くないか

苦しくないか

心配でした。





そしてどうなってしまうんだろうと





その割に待ち時間は

お菓子か食事かを

モリモリ食べていた

気がします。




時間が経って

骨となったツネさんと

会った時は




少しの恐怖と

とにかくずっと

不思議な気持ちでした。







つづく


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