昨日の線維筋痛症治療の経過のつづきですが、
この患者さんは学生時代よりも社会人になってからの方が色々な出来事が重なって、肉体的にも精神的にも苦しい状況が続いたそうです。
ちょうどその頃から背中に痛みが出始めたとのこと。
その症状も痛いというよりも焼けるように熱いという感じだったそうです。
今は全身に痛みが広まり仕事は出来ない状態でした。
線維筋痛症は、手技的な施術によって一時的に痛みが取れるタイプもありますので、問診が終わってから、まずは施術からやってみることにしました。
痛みは全身にあるのですが、特に痛みの目立つところに対して、そことの連動部位の数ヶ所を施術して、目立つ痛みの大きさが変わるかどうかを確認して行きます。
一番目立っていたところは、背中から腰にかけての痛みだったのですが、1回目に軽い力での施術後、
『痛みが軽くなってきた気がするけど、長い間あまりにも痛かったので、自分の感覚が正しいのか・・・?』
とのことでした。
更に同じ部位に対する施術を丁寧に行ったところ、
『背中がそこにある!という感覚がわかってきた。』
とのこと。
痛みで皮膚の感覚も麻痺していたということですね。
この時点で痛みが取れることがわかったためか、そこから更に私の言うことに対して協力してくれるようになり、会話が弾むようになりました。
全部で5日間の治療を行いました。
施術にも時間をかけました。
(施術で反応しないタイプの場合は施術には時間はかけません)
それよりも話し合いに時間をかけました。
線維筋痛症用の特殊なカウンセリングになります。
カウンセリングはただ聞いているだけではなく、患者さん自身が気付いていない病気の原因を見つけ出してあげなくてはいけません。
治療の結果は、
患者さん曰く
『原因がわかって、それだけでもホッとしました。痛みは9割方は取れています。あとは、この状態がいつまで続くかが不安ですが、言われたことを守ってやってみます。痛くなった時に来れるところが見つかって良かったです。』
とのことでした。
患者さんは道外の方でしたので、頻繁には来られないとは思いますが、まずは原因がわかったことと、痛みは取れるということがわかって良かったです。