ニューヨークで大学ノートに書きつけた日記。
…11月も終わろうとしていた。
まだ少しも寒くならない。なんだか胸騒ぎがするんだ。
去年の11月4日には冬の華が空から舞っていたこと憶えている。
なぜ憶えているかって、日本に電話をかけたんだ、11月3日に。
原因不明の心の病に苦しむ女友達にね。
「りゅういちさん、ニューヨークはまだ雪は降らないの…」
彼女のか細く優しくささやきかける声に
乾いていた僕の心は安らぎを取り戻していくのを感じる。
長い電話の後、僕は久しぶりに深い眠りん落ちていった。
…朝、目を覚ました。静かな朝だった。
窓の外に白い華が舞っている。
僕は彼女の優しさが雪になって降ってきている。そう思った…
…11月も終わろうとしていた。
まだ少しも寒くならない。なんだか胸騒ぎがするんだ。
去年の11月4日には冬の華が空から舞っていたこと憶えている。
なぜ憶えているかって、日本に電話をかけたんだ、11月3日に。
原因不明の心の病に苦しむ女友達にね。
「りゅういちさん、ニューヨークはまだ雪は降らないの…」
彼女のか細く優しくささやきかける声に
乾いていた僕の心は安らぎを取り戻していくのを感じる。
長い電話の後、僕は久しぶりに深い眠りん落ちていった。
…朝、目を覚ました。静かな朝だった。
窓の外に白い華が舞っている。
僕は彼女の優しさが雪になって降ってきている。そう思った…