二日連続で彼女の夢を見た | Poetphotographer りゅういち
金曜日と土曜日
二日連続で彼女の夢を見た
私 日本に帰るの
彼女は夢の中で僕にささやく
僕はなぜ二日連続で彼女の夢を見たのかが
気になって彼女に電話をかけた
携帯電話がなく固定電話しかなかった時代
受話器の向こうから聞えてくるのは
彼女の流暢で可愛らしい英語での
留守番メッセージばかりだった
電話をかけ始めて二日目
やっと彼女が電話に出た
ヨークシャテリア犬のトトが亡くなったのだと言う
まだ飼い始めて三週間しか経っていない
彼女は少し泣いているようだった

