羽根がひとつ舞い落ちてきた | Poetphotographer りゅういち
ニューヨークに住んでいた1989年7月21日
ダウンタウン・イーストビレッジにて
私が大学ノートに書きつけた雑記
マラマッド短編集 天使レヴィン
羽根がひとつ舞い落ちてきた
それが白いものになったのを見て
マニシャヴィツは息をのんだ
しかし それは ただの雪のひとひらだった
彼女が今日も泣いている
僕は彼女がわからなくなる
そして自分もわからなくなる
また泣き始めた
わけを話さない彼女に僕は言葉をかけた
悲しくて それとも うれしくて
どっちなのか わからない
彼女はこたえた
ぼろぼろになるまで泣きくずれている
毎日少しづつ心を書くことの勉強をしていこうと思う
