”病気や高齢の家族とどう付き合うか” | 素材を活かすセラピスト 鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

素材を活かすセラピスト 鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

生きる=表現すること

毎日、無意識に発している

言葉・態度・行動

が私たち1人ひとりの世界を創っています。

あなたが今生きているのは、どんな世界ですか?

あなたも私も、望む世界で生きていける!

そんな情報を発信しています。

またまたまたリブログ。
感動しました〜



私の母は、もう20年近く人工透析を受けています。
自分の力で尿を作り出すことができないので、週に3回透析を受けに行っている。
1回 3時間半かけて、身体中の血液を綺麗にしてもらっている。
水分摂取量の制限があったり、カリウム・塩分は控えめにとか、色々我慢することがある。

母が腎臓を悪くして倒れた頃、私はまだ状況を理解しきれていなくて、母はいつかまた元気になるんだろうって思っていた。

手術はできないの?!
カリウムがダメなんだから、あれはダメ!これはダメ!
って、必死にそう思っていました。

知識がないから、姉たちから聞いた情報がすべて。
その枠の中で、頑張ればまた以前のように元気な母に戻るんだって、信じていました。


その数年後、脳梗塞で倒れ、半身麻痺になりました。
当然、家事は出来ず、娘4人で分担して支えてきました。

食事も娘が作るので、カリウムが少なくなるように、タンパク質を摂り過ぎないように、ガチガチの頭で作ったご飯を食べる。
私はそれまで家事はほとんどせずにいさせてもらったので、120%で頑張ってやりました。

それなのに、全然食べてくれない。
イライラして、悲しくて、よく泣いてたなあ。

それから何やかんやあって、私も実家を出て、
「母さんの好きにしたらいいじゃん」
って思うようになって。
母の日常生活に一切口を出さなくなった。


「今日、角煮を作り過ぎちゃってさあ」
なんて言うと、
「えー、母さんにもちょっと持ってきてよ〜」
とか言って、おねだりされることもしばしば。

つい最近は、ジンジャーエールを持ってこいとせがまれた。笑
いや、そんな言い方じゃないけどね。^ ^


「あれはダメ!これはダメ!」
って周りが抑えつけていた頃は、反動でドカ食いをすることもあった。
しかも「いつも我慢してるからたまにはね」って、キレ気味に言い訳したりして。

今では、半身麻痺の体でも自分で好きなものを作って食べて、幸せそうに暮らしてる。
徐々に体は弱っていくけど、それは病気だからとかではなくて、年相応なのかなって、私は思っています。


監視するとさ、隠れて食べたりするんですよ。
しかも、適量では済まない。

体が不自由であろうと、心は自立したままの母です。
その自由を奪う権利は私にはなかったなと、今では思います。


介護は、家族の関係を見直す良い機会だったような気がするなー。


『どうしたいのか、本人に聞いてみる』
これって、家族間ではなかなか出来なかったりするけど、一番大切なことだと思う!^ ^

自分の幸せ、家族の幸せを考えるとき、世間の「正しい」から少し離れてみると、本当にしたいことが見えてくるような気がします。