いなり寿司を作る上で、最も重要なのはお揚げです。そのお揚げの中で、今、グルメ系いなり寿司に欠かせないお揚げが『南関揚げ』です。
南関揚げは、熊本県南関町に伝わるお揚げです。
通常のお揚げ製法とは異なり、水分を抜くことから、約3カ月という長期保存ができます。
それをなぜ、名だたる専門店さんが使われるのか?それは、お出汁と味をよく染み込むからです。
西麻布『呼きつね』さんが使われて、皆さん注目され始めました。
昨年7月に暖簾分けされた、南麻布『呼じろう』さんも、もちろん南関揚げ。
九州系のいなり寿司店で、南関揚げとお出汁との絶妙な組み合わせで、『お出汁系いなり寿司』というジャンルを確立されたのが『海木』さん。
海木さんの流れを汲み生まれた『雲仙いなり』。
関西も、南関揚げとは言わずに使う粋な店。
さらに進化をしているのが、銀座『TERA SHOP』さんの『成就いなり』ですね。
そんなに南関揚げが美味しいなら、皆さん使えば⁉️と思われるでしょうが、これがなかなか大変なのです。
とても扱いにくく、難しいのです。
そんな難関を乗り越え、私達に美味しい『いなり寿司』を提供してくださる皆さんに、日々頭が下がる思いです。







