一昨日は、子供達の幼稚園の保育参観だった。
場所が変わったり、初めてのことだったりすると抵抗を感じることがある息子。
一昨日も、家族4人でウキウキしながら行った幼稚園に入った途端、「イヤだ!」と固まってしまった。
いつもと違う、保護者がいっぱいの風景に圧倒されたのか?
理由は聞いても教えてくれなかったけど、玄関から動かず、お友達が迎えにきてくれても応じず、教室に入ろうとしなかった。
私や夫、先生方が声をかけるが、全く動こうとしない息子。
娘を夫に託し、私は息子の様子を見守ることにした。
参観前のホールでの集会にも参加できず、誰もいない教室の隅っこで、1人座って遊んでいる息子。
「別に、息子がみんなの中に混じれなくてもいい」
私はそう思えて、心も穏やかだった。
「みんなのとこに行こう」と誘いに来る先生方を前にして、
「みんなのとこに、行かなくてもいいよ。行きたくなったら、行けばいい。」
と、息子に声もかけられた。
本心だった。
「みんなと同じ」をヨシとする私は、そんな風に穏やかでいられる自分にビックリもした。
保育参観が始まり、親と子が触れ合う体操になった。
先生の声かけもあって、何とかみんなと同じ場に入ることができた息子。
だけど、先生の説明が始まっても、もう1人の先生について歩いてステージ上に上がったり、私とは体操をせず先生と体操をしたりていた。
勿論、先生は息子の相手もしてくれるけど、仕事もあるから、息子が1人で立ち尽くすこともあった。
そんな、集団行動から外れる行動を続けたり、1人で立ち尽くす息子の姿に、だんだんザワザワしてきた私。
「どうしてみんなと同じようにできないのかな?ちょいちょいある、環境の変化について行けない様子は、発達の問題もあるのかな?」
そんな風にも思えてきて、だんだんザワザワが大きくなった。
自分で自分の心に問いかけてみる。
私は、どうしてザワザワしているのか?
私は、今、何を感じているのか?
そしたら見つけたのが、
私も、他の保護者みたいに、
子供と触れ合いたい。
行事を楽しみたい。
そんな私の気持ちだった。
息子の行動が問題だったんじゃない。
「みんなと同じ」をヨシとする私が、「私はみんな(他の保護者)と同じじゃない」ことに、ザワザワしていたのだ。
そんな、自分の気持ちに気づいた私。
先生と一緒にニコニコと体操をしている息子をそばで見守りながら、先生が離れた隙に、声をかけた。
「ママも、一緒に体操したいなー。体操、楽しみたいなー」
息子は笑って、
「イヤだ!〇〇先生とがいい!」
と答えた。
ショックだった。
私より先生を選んだことがショックだったんじゃなくて、みんな(他の保護者)と同じように楽しめないことが、ショックだった。
ザワザワが大きくなる私。
そんな私に、「ママ、寂しいですよね」と声をかけてくれた先生。
「そうですねー、寂しいですねー」
と、答えると、何だか泣きそうになった。
そして、
「ママ、〇〇(娘)のとこに行こっかな」
と拗ねた言葉が口から出てきた 

(えぇ、えぇ。子供の前でも拗ねますとも。保育参観でも拗ねますとも…
)
)「いいよ!」
息子は、笑顔で送り出してくれた。
そのまま娘の教室に行き、夫と代わってもらった私。
その後は、娘と触れ合って、楽しんで、拗ねた気持ちもスッカリご機嫌になった

(ちなみに夫は、「みんなと同じ」には全くこだわらない人。)
最後のおわりの会。
夫から声がかかり、息子の元へ行くと、今度はいつものように息子は私に抱きついてきた。
グループごとにみんなの前で父の日のプレゼントを渡す機会があり、今度は、息子もみんなと一緒に、私も他の保護者と一緒に、
「いつもありがとう」
とパパの似顔絵とプレゼントを渡してもらった。
「そうか、息子は私に『ありがとう』を言いたかったのか」
と、お花畑の頭で解釈しておいた

(すぐ調子に乗れるのが、私のいいトコロ
)
)家に帰り、娘が昼寝中に近くの公園まで息子と2人、散歩をした。
2人で一緒にブランコに乗った。
ブランコをしながら、膝の上にいる息子に、ふと、
「どうしてママじゃなくて先生と体操したの?」
と聞いてみた。
「最初は、パパとママの大好きの電池がゼロだったんだよ。だけど、最後は900%まで回復したから、ママが良くなったの!」
と教えてくれた。
「えー!大好きの電池がゼロになることなんてあるのー!?」
と息子にツッコミ、900%ってナゼ?とおかしくなりながらも、息子の気持ちが聞けたのが、嬉しかった

スッキリした青空に向かっていきそうなブランコが、とっても気持ちよかった



今回、集団行動から外れる息子を通して見えたのは、
「みんなと同じがいい」、寂しがり屋の私の気持ち。
そして、
「行事を楽しみたい」、子供のような私の気持ち。
保育参観で拗ねるなんて、
子供を差し置いて拗ねるなんて、
先生の前で拗ねてその場から立ち去るなんて、
大人げないかもしれない。
自分勝手かもしれない。
だけど私は、自分の気持ちに素直だった。
子供の前でも、
先生の前でも、
保育参観の場でも、
私は、自分の気持ちに素直でいられた。
それに私は、自分から娘の元へ行き、ご機嫌にもなれた

それでいい。
息子はそれでも、先生と行事を楽しんでいた。
息子は、みんなとは違う方法だけど、笑顔で楽しんでいた。
私も息子も、それぞれの方法で楽しめたから、それでいいんだ。
(ホントは息子と楽しみたかったけど…うん。それでいい
)
)そんな自分の気持ちを押し通す息子に、日々ザワザワすることも多いけど、
私もやっぱり、私の気持ちを押し通したい 

(だから、ザワザワするんだろうな
)
)息子と一緒に、押し通したり、押し通されたりしながら、ちょうどいいところを見つけていけたらいいなぁ、と思うこの頃です。
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