一昨日のこと。
家族で少しお出かけして、子供達と公園に行って遊んだら、なんだかとっても疲れてしまった。
家に帰ると、とっても眠くなって、子供達そっちのけで、昼寝した私。
その間、1時間ほど、子供達はいつものメディア漬け。
この「メディア漬け」、私は、実はとってもザワザワする。
自分が、小さい頃あまりテレビを見せてもらえなかったからか、
世間では一般的に、「子供をメディア漬けにしない」と言われていることを信じているからか、
私が、「メディアは子供達の目や脳の発達に良くない」を信じていて怖いからか、
本当は自分も好きなのに、子供にメディア漬けになって欲しくなくて我慢しているところもあるからか、
そして、これらの原因になっている、「そもそもメディアが好きな私」を責めているからか、
とにかく、とってもザワザワする。
メディアがあることで、家事をしている間、子供達が静かにしてくれて、助かっている気持ちも、勿論あるけど。
加えて、眠い時は、どうしてもイライラしてしまう私。
(これは、しょうがないんだよ。だって、寝たいんだもん
)
メディア漬けのザワザワに、眠いイライラ、疲れたイライラが加わって、
私が1時間程の昼寝から覚めてもメディア漬けだった子供達に、「やめよう」と声をかけるも中々止めないこともあって、
「もう!本当にやめてよー!やめてやめてやめて!」と、思わず大声を上げた。
すると、子供達は、メディアをやめ、何かしらで遊び始めた。
ゆめうつつの私。
そのうち、娘が泣き始めた。
泣きながら、「ママダッコ!ママダッコ!ママダッコ!」と、いつものように繰り返し訴えてきた。
でも、昨日は、なんだか対応できなかった。
疲れていて、眠くて。
そして、子供達がメディアをやめてもまた、「自分は好きなこと(昼寝)をしているのに、子供には好きなこと(メディア)を止めさせた」ことに、罪悪感もあった。
そんなイライラザワザワから子供達に対応できず、そんな自分を優先した。
娘は泣き続ける…
すると、「○○(娘)、こっちおいで」と、静かな声で、息子は娘を呼んでくれた。
娘の手を引いて私から少し離れた場所に娘を座らせ、娘がいつも寝る時に使う毛布を抱かせ、娘が気に入っているピンクのハートのおもちゃを手渡してくれた。
(気になって、薄眼を開けてたの
)
泣き止む娘。
「○○、静かに話すんだよ」と、何やら2人でコソコソしていた。
しばらくして、「ちょっとこっちおいで」と、何故か息子が洗面所に娘を連れて行き、一緒に手洗いをしているようだった。
何があったのかとパッと目を開けると、ニッコリしながら、でも「見つかった!」とばかりに少し恥ずかしそうな息子がいた。
「○○、ハンコで赤くなったから泣いたんだって」と息子が言う。
どうやら、娘はおもちゃのハンコを手に押して、インクで手が赤くなったようだった。
だから、息子は、そんな娘と一緒に、手を洗ってくれたようだった。
涙があふれた。
私が寝ていることを気遣って、静かに話してくれたこと、
私が寝ているからと、泣いている娘の相手をしてくれたこと、
娘が安心するように、毛布を抱かせてくれたこと、
(息子はお気に入りのタオルをギュッとすると安心する
)
娘が泣き止むようにと、お気に入りのハートのおもちゃを与えてくれたこと、
娘が泣いている理由を息子なりに解釈して、解決しようと手洗いをしてくれたこと、
そんな息子の気持ちが、とってもとっても嬉しかった。
「私は、こんな母親なのに」
少なからず、そんな罪悪感もあった。
眠くてイライラする母親なのに、
楽しんでいるメディアを止めさせる母親なのに、
自分だけ好きなことをやっている母親なのに、
大声を出す母親なのに、
…
それなのに、息子は、優しかった。
あー。
こんなにも、息子は優しく育ってる。
こんなにも、息子は人の気持ちを考えられるように育ってる。
こんなにも、息子は解決策を考えて行動できる子に育ってる。
そんな風に思えて、
あー。
これでいいんだな。
このままでいいんだな。
息子も私の子育ても、これでいいんだな。
息子も私の子育ても、このままでいいんだな。
そんな風にも思えて、これまでの自分も、今の自分も肯定できたようで、嬉しかった。
「こんな母親なのに」の罪悪感もあったけど、
「こんな母親だけど」息子はいい感じに育ってる。
「こんな母親」で、これでいいんだな。
そう思えて、嬉しかった。
そんな罪悪感と、息子への感謝の気持ちから、涙が止まらなかった。
両手を広げると、ニッコニコの笑顔で私の胸に飛び込んできた息子。
そんな息子を、ギューーーッとした。
いや、そんな息子に、私がギューーーッとしてもらったのかもしれない。
とにかく、何度も何度も2人でギューーーッとした。
メディア漬けでも、
息子は、優しい気持ちが育ってる。
息子は、人の気持ちがわかる力が育ってる。
息子は、考えて動ける力が育ってる。
だから、メディア漬けでもいいのかな…とまでは思えなかったけど(
)、メディア漬けへの嫌悪感は、少なくなった。
息子へ。
たくさんの「ありがとう」
素敵な気持ちを、ありがとう
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