凸凹家の母さんです。
お立ち寄りくださり
ありがとうございます![]()
上娘⇒20歳
スナックでアルバイト
中娘⇒中3プロ不登校士
ADHD、ASD
末娘すえこ⇒小3不登校から
週2登校スタイルへ
ASD、LD
母さんも父さんもADHD診断済
そんな年の差凸凹一家の
日々の忘備録
ごゆるりとお楽しみください
父の施設へ
届け物に行くと
皆さんお揃いで
外に出て日向ぼっこをしていた
父はどこかと探すと
車椅子に乗っている殿方を
ゆっくりと押しながら回っていた
目は不自由だが
脚はしっかりしているので
運動がてら押させてもらおう
また、車椅子の方にも
花や蝶など見せて回ろう
そんな意図が透けて見える
何とも父らしい姿だった
父はこうやって
自然と周囲に愛されていく人物だ
けれども、母とは相当
相性が悪い
母からするととんでもない人間
ということになる
それを聞かされて育った私は
どれが本当の父かわからなかった
幼い頃は日曜になると
よく父とふたりで出かけたものだ
私はそれが楽しみで仕方なかった
父にもいろんな顔があり
今になって、やっとそれらを
受け入れる
功徳を積むとは
いったいどういうことなのだろうか
父は大半の人に信頼され
愛されており人徳があるとは
こういうことかと感じることがある
けれども、母にとっては
決してそうではないのだ
わかり合えない不協和音は
徳を消すことになるのだろうか
いつまでも怒りを持った母が
「許す」ということを
知ればいいだけのことなのだろうか
母は怒りを焚き木にして
生きる糧にしている
そうでなければ
生きることをやめて
しまっていたかもしれない
私が物心ついた時から
わりと大きくなるまで
ずっと感じていた不安だった
あぁ、そうか
父を恨むことで
母は生きてこられたのだな
母が苦しかったのは
それだけではなかった
母にとっては
世の中すべてが敵だった
父はそれ全ての代表として
母の恨みを背負っていたのだな
もちろん父にそんな
つもりはないだろうけれど
何故こんな
水と油のように
混ざり合わないふたりが
結婚したのだろうと不思議だった
ふたりの預かり知らぬところで
母は憎き父に助けられていたのだろう
この父と母が出会う必要が
あったのだ
もちろんこれは
あくまでも娘の私の
気まぐれな仮説に過ぎない
それでもスッと
腑に落ちるものがある
そしてまた
この父と母の元に生まれて良かったと
心から思えるのである
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