すこし距離をおいていた
人がいた


その人が
曇った瞳で
不平不満を放つたびに


私は
悲しくてつらくなった


本当は
いい人だとわかってた


でも
今は 離れて そっと見守ろう
そう思って


10年たった ある日
一緒に
神様の前に行ったとき


彼女は
「私の心は汚れています」


真っ直ぐに神様を見て
涙ぐみながら言った


それを
聞いた瞬間


この人は
なんて美しい心を持った人なのだろう
と私は心を打たれ



その日から
彼女の
心に寄り添っていきたいと思った。