ランキング参加中。
今日は父の最後の話になります。
苦手な方は、Uターンして下さいね。
私の記録として残しておきます。
父の最後は眠っているかのようでした。
生前は色々ありましたが、最後は良い父でした。
終わりよければ、、、って本当に、、、
最後は全て丸く収まりました。
お正月、新年の挨拶とばあちゃんの誕生日を兼ねて、皆んなで顔を出しました。
もうあまり食欲もない父でしたが、
母は自分の好きなケーキを父に食べて欲しかったんだろうね。
張り切って父の所へ行きました。
もう、寝たきりの父。
一口目、父も素直に食べました。
二口目、もう欲しくなさそうにし、
三口目は、、、
父『もういらなぁ』と嫌がってました

母、元気な人に食べさせる勢いで口に運ぶからね!
みんなで大笑いしました。
正月に会いに行ったばかりでしたが、
日曜に、また旦那と2人で顔を出しました。
目ヤニが多く、目が開きにくそうでした。
顔を拭くと、『冷いわぁ!』と嫌がり、
『寒い』と言い、そのまま目を閉じました。
すぐスタッフさんに布団をもう一枚出してもらいました。
そのまま眠る父をみて、また来ます。と帰りました。
この日届けた新しいパジャマは、袖を通す事なかったわ。
妹の仕事の都合がついたので、
日曜日に顔を見たばかりですが、火曜日にも父に会いに行きました。
今回はケアする気満々です!
今度は寒くないよう、お湯やタオルを持って、
伸びた毛を散髪しようとハサミにクロスに、眉カットの準備までして。
妹が父の頭や顔、指先をホットタオルできれいに拭いてあげました。
耳裏辺りで『いたぁわぁ!』と怒られてました。
ゴシゴシしすぎた?ごめんごめん!と、私たちはまた大笑いしました。
私は父の顔や手に保湿クリームを塗ってあげました。
ガリガリで骨しかないがー!
こりゃ鶏ガラじゃが〜!
なんて、冗談言いながら、ケアをしました。
ケアが済んだら部屋の床掃除をしました。
老人性のお粉がすごいなぁー!なんて、言いながら、ワイワイやってたら、
騒がしい雑談の声に疲れたのか、父はまたスーッと寝ました。
父はすでに尿も赤く濁り、量もかなり少なくなっていました。
持病もありましたが、少し脱水かと思われました。
お茶も飲んで、ポカリも飲ませていましたが、
寝ながらの呼吸がいつもより荒くなっていました。
下顎呼吸というのがコレに当たるのかわからないですが、
帰る頃には、いつもと違い、少し苦しそうに肩で息をする感じで、ハァハァと、ゆっくりした口呼吸でした。
2回ほど、アーッと声を出していました。
以前、今夜が山ですと医師に言われた日に近い感じの辛い様子に見えました。
けどあの時は、水分補給で回復しました。
今回も回復するかも?と思いました。
苦しそうではあったが、寝入った父に、
『また来るからね』っと声を掛け帰りました。
それが最後のケアでした。
施設に入ってからは、ご飯が美味しい!
病院は野菜の煮た不味いやつばーだったと、施設の食事に大満足で、
風呂に入れば、上から下まで全部拭いてくれる!と喜び、
スタッフさんとも笑顔で会話していました。
お腹が緩くなり、漏らしてしまった時は
とても申し訳ないとしょんぼりしていた時もありました。
まだ歩ける時は部屋の窓から、池の亀に餌をやっていて、なんと餌付けに成功!
小さな赤ちゃん亀がいること、1メートルくらいあるコイ?が餌を食べに来る!
と楽しそうに教えてくれました。
施設には私より年齢が高いスタッフさんはおらず、
若い人ばかりで、中には高校生くらいのバイトさんもいました。
若くて優しい人に囲まれ、楽しくて幸せな最後だったねと思いました。
1度も家に帰るとは言わずでした。
父の自由にさせてくれた事が、父には本当に良かったのでしょう。
父にとって最高の施設だったと思います。
無くなる前日、帰りの車の中。
お父さんもう長くないかもね。と話ながら帰宅しましたが、
それがまさか翌日とは思ってもなく、、、
またそう言いながら長引いたりねー!
早く楽にしてあげたいね。
と、矛盾した気持ちにモヤモヤしました。
翌朝8時、施設から連絡がありました。
朝6時の時は起きていたのですが。と、、、
急いで準備をし、施設へ。
父の部屋のドアを開けると、
昨日と同じだったんですよ。
あら、まだ寝てるの?って感じでした。
穏やかすぎて、驚きました。
ふと、私達が困らない様、
朝が来るのを待ってくれたんだね。っと思いました。
あぁ、あの時も『朝はまだか、、、』と言っていたよね。
そして父らしい、晴れの日の朝を選ぶなんて。
色々あった去年一月は、
この先、長くて終わりが見えない絶望感のみでした。
終われば、あっけなく、たったの一年でした。
親子で過ごせた一番濃い一年でした。
看護師さんにエンゼルケアをしてもらいながら、
昨日もゴシゴシしたから、顔はピカピカでしょー!
今も寝てるようにしか見えないよね!なんて
笑い話をしながら、頭を洗ってもらい、昨日できなかった散髪をしてもらい、
髭をそり、鼻毛を切り、顔、手を拭いてもらい、ワセリンでピカピカにし、
出発の身なりを整えてもらいました。
標準ベッドでは脚がつっかえる大柄な父でしたが、最後は小さくなりました。
お父さん、家に帰ったよ。
今朝、母は、朝からご飯を炊いていました。
『お父さんはご飯が好きだったから』と。
明日は好きだった珈琲いれてあげるからね。って、、、
お父さん、ありがとう
最後にそう思える人であってくれた事に感謝します。