花火を観に行った。
久しぶりだった。
大抵仕事で地元にいなかったから
うれしかった。
田舎の花火大会はとても楽に観に行ける。
車で5分 高台に車で行って
車の中でも、外でもぎゅうぎゅうにならずとも
静かに鑑賞できる。
何故か
今はいない人を思い出した。
一緒に観た花火大会
川縁で首が痛くなるほど
上を向いて見つめた花火。
お盆が近いからに違いないけれど
花火を観ると
何故亡き人を思い出すのでしょう。
私は後を引く、
花火の先が長く枝垂れるのが好きで、
亡き人は、大輪の力強い花火が好きだった。
『花火はさ、パッと散るから良いんだよ』
そう言っていた横顔を思い出す。
大輪の花のような花火
パァッと瞬間華やかに生きて
逝ってしまった人。
思い出すから辛くもある花火
でも、思い出せるからよかったとも
思える。
毎年思い出しながら
Myグリーフケアをしている。
思い出し、胸の奥に寂しさ、悲しさを
また夏の思い出としまってある箱から
取り出して眺めて、また仕舞う。
いつも変わらない夏の思い出箱
大切にしまおう
私の生きた軌跡でもあるから。
暑い夏
また今年も、思い出を刻み
人は生きてゆく。
日々を忙しく生きるではなく
今年の夏の思い出を
一つ、箱にしまっていたいもの
私の今年の夏はまだ始まったばかり。
来年、私は去年の思い出箱に
なにが入っているか
見るのを楽しみにしよう。
今を生きるを
感じるためにも。
マリア

