依存症については一つ前のブログに書いています。
占い依存症(うらないいそんしょう、 うらないいぞんしょう)は、短い期間に何度も占いを繰り返し、その繰り返しから抜け出せない状態。
有料の占いを繰り返す場合は、そのために多額の借金をしたり、占いの料金を踏み倒して占い師(占い会社)との間にトラブルを起こす例もある。「占いジプシー」とも類似した特徴を持つ。
原因・特徴
有料・無料を問わず、占い(または占い師)から自分にとって都合の良い結果(または心地良い内容)を聞くことで精神の安定を図ろうとすることが原因の一つと考えられている。
さらに、不安から占い結果の答え合わせ(その占い結果が正しいことを確認すること)のために別の占いでも同じ結果が出ることを期待し、同じ結果が出るまで占いを繰り返すパターンもある。
実際には占いの答え合わせが成功することは稀で、占うごとに違う結果を聞くことで不安が深まり、たとえ良い結果が出ても安心できなくなることで更に依存傾向が深まることが多い。
依存者は内面の不安感を現実の物事に投影することでその投影対象となる現実の 物事を強く恐れ、結果的に現実逃避傾向があるため、不安解消のために実際の確認をとる発想は無く、不安から抜け出すことが困難な要因を自ら作っている。
依存者が求める占い結果は、「交流しなくても相手が自分を好きになって向こうから告白しに来る」、「別れた恋人が戻って来る」といった自動的・受動的に願望が叶う内容のものや、自分の意見を肯定するもの、自分の空想を保証するもの、判断を代行してもらうものが多い。
都合の良い占い結果を得られなかった時や占いの答え合わせで同じ結果が出なかった時は精神的に不安定になるため、都合の良い鑑定結果が出るまで占いを何度も繰り返す事例が多い。また、かつて自分にとって都合の良い占い結果を出したことのある占い(占い師)を多く利用する傾向にある。
占い依存症の原因になりやすい心理背景として、占いに依存する前、具体的な悩み事を持つ前から依存者が無意識に不安感や葛藤を抱えているケースが多い。
そしてその無自覚な(または漠然とした状態の)不安感や葛藤を恋愛や仕事、自分の未来、たまたま発生したトラブルといった具体的な事例(=占い師へ持ってくる相談内容)に無意識に投影され同一視することでこだわりが発生し、それが悩みやトラブルに発展する現象が比較的多く見受けられる。
その場合、依存者はおおもとの不安感や葛藤を解決しない限り、それらを投影した具体的事例についてのアドバイスをもらうだけでは気分がすっきりしない。
それだけでは根本の問題に目が向かず、問題の本質にアプローチが出来ないままになってしまう。
本質へのアプローチが出来ないうちは本人には満足感が持てず、むしろ不安や葛藤の感覚が強まる。それが占いを何度も「はしご」させる心理と密接に関わっている。
対策
現実と向き合わずに逃避する目的や、問題の本質と向き合わずに精神安定を図る等の目的で占いを利用しないこと、依存者が自分自身と向き合う発想を持つ事、占いや悩み事に投影した「本当の悩み」を突き止めることが占い依存症の予防になるといわれている。
カウンセリングなどで依存者本人が自分と向き合う環境を設定し、自分が固執している物事に自分が何を求めているか(何を恐れて固執しするのか)、または固執している物事に内面の何を投影しているかを突き止めることや自分の内面に隠された感情の原因を自覚すること、占いに依存してまで自分が固執する願望のおおもとの動機となる抑圧された欲求やその欲求が発生した原因を突き止め、適切な方法(依存者が固執する願望以外の方法)で願望の動機となっていた欲求を満たすことで効果があるといわれている
(例:恋人が欲しい→恋人を得ることで自尊心を得たい→恋人を安定した自尊心獲得の道具にしたい→安定した自尊心獲得の欲求→自尊心が安定していない→人格形成期に自尊心が育ちにくい原因があった→過去に得られなかった自尊心形成を促す適切な手段を探す)。
依存の原因が精神障害であった場合は、精神障害の治療を進めていくことで回復と共に依存傾向から立ち直ることが多い。
以上 ウィキペディアより転載