毎週 日曜日はスピリチュアルなメッセージを転載しています。
『天使の着ぐるみ』
ぼくの名前はトモ
ぼくね、生まれてから一度も歩いたことないんだ
一人で立ったこともないよ
ぼくの足は立ったり歩いたりできないんだ
手もね、お箸やスプーンを持ったりできないんだよ
だからさ、ごはんを食べるときは
お母さんとかまわりの人に食べさせてもらうんだ
えんぴつも握れないから絵や字を書いたこともないし
話すことも歌うこともできない
一日の生活の中で自分一人でできることはなにもないんだ
お母さんは
トモくん、ごめんね。元気な体で産んであげれなくてごめんね
って、涙を流すんだけど
ぼくね、自分で決めてきたんだよ
お母さんのお腹に入る前に自分でこの体を選んできたんだ
どうやって決めてきたのか知りたい?
あのさ、覚えている人もいるかもしれないけど
ぼくらはみんな、生まれてくる前に
魂の着ぐるみを選ぶんだよ
デパートの洋服売り場を思い浮かべるとわかりやすいかな
そういういろんな着ぐるみが並べてある部屋に行ってさ
今度の人生はどんな着ぐるみを着て生きてみようかなって選ぶんだ
部屋にはたくさんの魂たちが服を選びに来ててさ
あたし、次、これ着てみる!
とか
ボクは色は同じだけどサイズの違う服にしてみるよ
とか、それはそれはにぎやかなもんさ
ぼくは白い服も、黒い服も、茶色い服も、黄色の服も着たことあって
大きいのも小さいのも、毛むくらじゃの服もすべすべの服も・・・
部屋に並べてあるたいていの服は着たことあったから
服を整理してる天使さんを見つけてきいてみたんだ
あのー、ぼく、ここにある服 全部着たことあるんだけど
他にないんですか?
そしたらさ、その店員さんみたいな天使さんが
しばらくの間ぼくをじーっと見つめてこう言ったんだ
あー、あなた。お待ちしてましたよ
再び人生を始める準備ができたのですね
どうぞこちらへ
天使さんは店員さんの控え室みたいな部屋の扉を開けて
ぼくに手招きをしたんだ
部屋の中はきれいな音楽といい香りが漂っててさ
あまりの美しさに思わず入り口で立ちすくんでいたら
天使さんがソファーに座るようにと優しくうながしてくれたんだ
ぼくが虹色のソファーに腰掛けると
目の前の壁が透明なスクリーンになって
そこにぼくの今までの人生が映しだされたんだ
何億年という長い年月をかけて何度も何度も繰り返された
ぼくの人生がそこには映っていたんだ
②天使の着ぐるみ→http://s.ameblo.mom/hikaru-33/entry-11590395964.html?frm=theme