■概要
網田(おうだ)駅は、JR九州の三角(みすみ)線のほぼ中間、熊本県宇土市にある駅です。
その歴史は古く1899(明治32年)に九州鉄道がこの区間を開業させた当時からある駅で、築121年と、熊本県内最古の駅舎として知られています。
当時は、宇土から八代・熊本方面(鹿児島本線)も開業していましたが、実が八代・熊本方面ではなく、「門司~三角が本線だった」という歴史も興味深いものがあります🤔
三角は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に三角西港が登録されていることや、天草・島原への船便の要衝として活気ある街であったことが伺えます。

■駅舎
築121年という歴史に加え、九州鉄道が開設した駅舎の中で、現存する唯一の駅舎ということで、2014年に国の登録有形文化財に指定されました。

南国らしい植物に、懐かしの円柱形のポスト。

こちらは、最近建てられたであろう、公衆電話ボックスです。

窓ガラスにテープが貼られていますが、台風に備えて貼られたのもので、訪問した日は台風が過ぎ去った後でしたが、そのままになっていました。
駅名の看板は、額に焼き物が貼られており、恐らく蒼土窯などで知られる網田焼かと思われます。

■待合室
木製の改札口が残されているものの、なんだか殺風景な印象。
地元のNPO法人が委託を受けて乗車券発売を行っているため、出札窓口は残されていますが、小荷物窓口だった部分は塞がれ、時刻表やポスターなどが掲示されています。

■ホーム
ホームは対向式の2面2線。
下の写真は、宇土方面を眺めています。

向かい側の三角方面へは、三角方にある構内踏切を渡ります。

その手前で見つけた、縦型の駅名標。
もはや、博物館などでしか見かけないような年代物です。

三角方面のホームから駅舎を眺めます。
赤瓦とクリーム色の壁のバランスが美しいです。

駅舎の事務室側(駅員の休憩室スペース)は、地域のコミュニティスペースとして活用されており、日曜日などには駅カフェとして一般の方の利用することができるようになっています。す。

■御興来海岸
駅の名所案内に「御興来の海水浴場」とあります。
御興来(おこしき)海岸は、D&S列車の「A列車で行こう」に乗車していても車窓案内されるスポット📸
有明海の干満差により、広大な干潟が現れると、その文様が幾重にもわたる曲線美を見せてくれる場所です。

また、夕陽の時刻にはさらに美しいとのこと。
訪問した当日は、さほど潮は引いていませんでしたが、夕陽だけは見ることができました☀️
「明日も頑張ろう!」と思える夕陽に出会えた駅でした。
それでは、またどこかの駅で👋
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(網田駅も掲載されています)