出版企画書つくり/「類書」の書棚をリサーチしてきました。

という記事をアップしたら、

 

『出版企画書の「類書」ってどうやって選ぶんですか?』

 

という質問がありましたので、今日は類書の選び方についてお伝えします。

 

私の類書の選び方や探し方が、出版企画書を書こうとされているかたの参考になれば嬉しいです。

 

「類書」の名の通り、同じ類の本なので、それを探すには、出版する本が置かれるであろう書棚をリサーチします。

 

これだけです。

文章にすると1行で終わりますが、時間は半日や1日では終わりません。

 

もう少し、詳しく説明しますね。

 

 

 

まず出版企画書とは、出版する本の設計図のようなものです。

 

・どういう人に向けて、どんな内容の本にするか。
・タイトルや章立て。
・著者プロフィール
・類書と差別化

などの項目から出来ています。

家を建てるのに設計図が必要なように、本をつくるのに出版企画書が必要です。

 

企画書の「類書」項目には、出版する本が置かれる書棚に既にある、参考にする本、似ている本、つまり同じ類の本の題名と著者名を書きます。それが「類書」です。
 
ぶっちゃけ、「競合する本」「ライバル本」とも言えますね。

 

 

それらを探すには、出版する本が置かれるであろう書棚を、片っ端から見ていきます。その中から、

 

・参考にする本

・似ている本

・競合する

・ピンと来た本(←これ大事)

を手に取り、実際に読みます。

 

書棚は1つではありません。「置かれるであろう書棚」とその周りの書棚全てです。

 

表紙をベタで置かれている、いわゆる「面珍・面置き」はごくわずかで、他の本は、背に書かれている題名を見ます。

 

書棚では、題名がぎっしり隙間なく並んでいますので、目を皿のようにして、1冊ずつ題名を読みながら見ていくわけです。

 

この時、最初の判断材料となるのが、背に書かれている題名。ここではじかれれば、ページを開かれることも、もしかしたら手に取られることさえも、ないかもしれません。

 

題名は、本の命と言えますね。

 

実際は、類書のリサーチに来ているので、題名を見るのは一回ではなくて、何回も繰り返し見ます。1回はじかれたから、終わりというわけではありません。

 

ただ、読者の方々は、一通りだけ見て題名で選ぶでしょう。「題名が運命の分かれめ」だなと感じました。

 

 

話が少しずれましたが、類書は、

・書店で

・その本が置かれる書棚とその周りの書棚で

・片っ端から題名を見ていき

・何冊も読み込み、複数冊を選ぶ

 

でした。

 

Amazonでキーワード検索もしてみました。Amazonの検索結果で出る本と、同じ書棚に並んでる本は、リストが違いますね。検索はこちらが仕掛けてるのではなく、あちからから仕掛けられてるものですから。

 

 

選んだ本がどういう企画なのかを読み込み、それぞれリサーチします。そのうえで、企画書の内容を考えるわけです。

 

 

あ、こういうのって、企業秘密でしょうかね。

バラしちゃったけど大丈夫か、わたし(笑)。

ついでにバラすと、家の中は類書だらけ。

まぁ、秘密と言うほどのことでもないかな。

 

 

編集さんそれぞれで、やり方は違うでしょうし、これが正解というのはあるようで、どれも正解。

 

私はブックライターとして出版企画書を作成する時も、こうやって類書を企画書にリストアップしてきました。

 

 

 

「出版したい」と少しでもお考えのかたは、日頃から類書にアンテナを立てておくと、感度が高くなり、見る目が養われます。そういう力は、いざと言う時に役に立ちます。出版のタイミングって、ある日突然やってくることがほとんどなので。

 

そして、できれば大型書店で、あなたの出版される本が置かれるであろう書棚で、「こんな本がつくりたい」「これはライバルになるな」「負けないぞ」(笑)、と思われる類書を選んで手に取ってみてください。

 

きっとワクワクしますよ!

 

 

 

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