茶道というと、かた苦しい、正座がにがて、順番がおぼえられない。。など、あまり楽しいイメージは持たれていないことが多いように思えます。悲しい。。。
お茶って「かたち」から入ります。
「かたち」とは、点前、歩き方、立ち方座り方、障子の開け閉め・・・茶室で行われる所作すべてが「かたち」と言えます。
「そんなん、覚えられなーい」と思われるかもしれません。覚えるに越したことないのですが、覚えることは目的ではないですね。
目的も何も、右も左も分からないまま、「かたち」から入るんです。何か月も何年も続けていると、ある日ふっと気づいたりひらめいたりすることがあります。
「そういうことだったのか」と。
「そういうことだったのか」このセリフは、去年大ヒットした映画「日日是好日」でも出てきます。主人公は、
「世の中には、すぐわかるものと、すぐわからないものの2種類がある。・・・・お茶を始めて24年。そういうことだったのか・・・」と。
「お茶はねーまずかたちなのよ。始めにかたちを作っておいて、後から心が入るものなのよね・・・・頭で考えないで自分の手を信じなさい」と先生の樹木希林も。
お茶は「すぐ分からないもの」の最たるもの。
なんせ「一生が稽古」と呼ばれていますから^ ^。
30年やっていて感じるのは、まだまだ修行せねば、まだまだ分からない・知りたいことが山ほどある。だから楽しい!ということ。
「かたち」から入り、やがて理屈が腑に落ちるには、何年もかかります。それって、茶道だけじゃないと思うんです。
ファッションもかたちから。
骨格診断や同行ショッピングは「かたち」から入っています。選んでもらった洋風を着るのは、「かたち」から入ろうとしているからですよね。
読書もかたちから。
題名だけで本を選んだり、中身を1ページも読まないでアマゾンで本を買ったり。尊敬する◎◎さんが勧めていたから、即アマゾンで注文。こういうのも「かたち」から。
お金(お財布)もかたちから。
金運に恵まれるお財布のかたちやカラー。お財布を使い始める日は、一粒万倍日がいい。新月にお財布をフルフルするとか(アヤシイ笑)。やっぱり「かたち」からですね。
誰だって、最初からセンスの良い洋服が選べるわけではないし、本を読んで即実行に移せるわけでもないし、ましてや一攫千金は現実的ではない。
だから「かたち」から入って、自分の理想に近づいていこうとするんじゃないかな。
茶道もかたちから入れるもの。
誰にでもできるものなんです。
あなたと一緒に茶室で一服いただきながら、おしゃべりを楽しめると嬉しいです。
