ずいぶん間が空いてしまいました。
何を伝えたら良いのか、何が役に立つ話なのか
よくわからずでした。


相談支援専門員として働いていると、
専門員だから、いい療育を知ってるよね?紹介してほしいなぁ。

とはっきりおっしゃらない方もいるものの、そうお話される方が多いです。

特に丁寧のお子さんがいらっしゃるご家族は
とにかく子どものためになるものがあれば、教えて欲しい!
という想いが伝わってきます。


でも、10年近く子どもたちに関わってきた経験から言えることは、
何が正しくて、何が良い療育・教育の方法なのか、
はっきりわからないということです。


ヘルパーとして、子どもの余暇に寄り添ってきたことあるし、
専門的な療育をしてきたこともあります。



一つの方法を取り上げて話をすることは、
今回はしないつもりですが、
専門的な方法を確立しているものは、確かにわかりやすいです。


お母さんにとっても、子供さんにとっても、
その環境にいると落ち着ける。いつも動き回って、パニックになって
大変・・・。という子が、とたんに落ち着いて行動できる。


こんなに効果があるのはすごい!!


となる。


でも、家に帰ったら、またいつもと同じ。
だったら、正直に言うと意味がないです。


場所によって言われることが違ったら、余計にしんどくなるお子さんもいる。
この方法だったら、子どもは楽になる!と
思ったら、それを家でも学校でも、習い事でも取り組んでいく覚悟はいると思います。
学校にお願いして、習い事でもお願いして。



現実的には無理なことがほとんど。




子どものために何かの療育法を取り入れるのが悪いわけではありません。
わかりやすく、効果のある方法が本当に10年後、20年後の子どもにとって
プラスになるものなのか。


専門員に聞くだけでなく、ご家族でも考えて欲しいんです。
もちろん、沢山悩んで、沢山考えておられる方々を見てきたので、
考えていないなんて思っていません。


専門家と呼ばれる人の言うことが、全て正しいとは思って欲しくないんです。



一つの方法を正しいと思い込んで伝えている専門家もいます。
いろいろな方法を試行錯誤しながら学んで、伝えている専門家もいます。



一人の子どもと何十年と付き合って、うまくいったからこの方法は正しいと
思っている専門家もいるかもしれません。
たかだか、10年程度でなにがわかるんだと。


でも、違う子にはその方法は向かないかもしれない。


何かに頼りたくなる気持ちは本当によくわかります。


障害のあるなしに関わらず、色々な子育ての方法があって、
どれも良いものかもしれないし、良くないこともあるかもしれない。


私も日々、悩みながら育児をしています。



自分自身を生かしていく方法だって、何が正解かわからない。
なにが正しかったかなんて、死んでからしかわからないかも。。


だから、これが正解!って決めつけないで、
考えて欲しいです。


ただ、成人した発達障害の方の相談を受けている時に感じたことは、
ご家族との関係がうまくいっていない方は、うつになりやすいのかな
ということです。あくまで私の印象なので、それが必ずということではありません。

でも、いろんな面でしんどさをもっていても、ご家族が支えてくれる方は、
落ち着いていて、明るい方が多かった印象です。


どんな療育法よりも、たとえ子どもが親をあまり意識していないように見えたとしても、
ご家族が愛情を持って育てることで、気持ちは安定していく、そう感じます。


健常のお子さんよりも、愛情が伝わるのに時間がかかるかもしれません。
それでも、親からの愛は、お子さんの情緒面での安定に一番効果的です。



長くなったので、まだ続きます。


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