私にはグループホームに入所している80代の認知症の母がいます。

 

70代の後半までとても元気な母が、どんどん記憶が衰えていき、子供のようになっていくのを見ました。

 

認知症が進むにつれていろんな記憶を失っていきました。

 

その時に、母の話すことが40代、次は30代、20代、10代、幼い頃と戻っていくのねという体験をしました。

 

そのときに気づいたのです。

 

人は生まれてから薄皮を重ねるようにそのときどきの自分の思い込みや設定を重ねているのだと。

 

以前ヒーリングを学んだときに、過去のクリアリングで自分の持っている設定を書き出し書き換えていくというプロセスがありました。


膨大な量に目の前がクラクラしたことを思い出しました。

 

結局、過去に向き合う時間がもったいないような気がして最後までやらずじまいでしたが。

 

母の認知症が進む過程を見ていると、これはいつかは過去の自分の思い込みをクリアリングし、その当時の自分が思い込んでしまったことを一度見直しておく必要があると感じました。

 

生まれてから、そのときそのとき必死に生き延びるために自分が思い込んでしまったことを、60代の今の目で見直してみる。

 

それだけ。

 

一人でできます。

 

事実と思いこんでいたことを、今の自分の見方、母親の立場から、社会人の立場から見ると思い込みから見えていた景色がちょっとずつ変わってきます。

 

「ああ、そうか」という深い気づきが起きたときは、自然に涙が溢れて、赦しが起きます。

 

玉ねぎの皮を剥いていくと涙が出るのに似てますね。

 

どんどん自分で身軽にしていきます。