先日、日本からいらっしゃった
とても素敵な方たちに、お会いしました。
(このお話しは、また後日に)
そこで、話題になったのは
「海外と、日本の教育」について。
日本でも、興味を持たれている方が
多いんだな、と感じています。
我が家の子供たちは、
それぞれ、ジャカルタで妊娠し
ジャカルタ、東京、バンコク、
今のシンガポールを経て
今年の夏からは、ホーチミンと
インターナショナルスクールに通いながら
何度も、転校を繰り返しています。
そして、毎年
日本の公立の小学校や、幼稚園に
体験入学を、させていただいたり
小さい時から、くもんに通ったり
海外の、日能研系列の塾に通って
中学受験で、一般受験をしたという
まさに、ある意味、
<変わりダネ>なのかも(笑)
また、子供たちが小さい時には
私も、英語は得意でないながら
通常の、授業の中に入って
サポートするボランティアも多く(汗)
母子ともに、様々な経験を通して
海外と、日本の教育の違いや
両方の長所・短所を
生で見ることができたこと
そして何より、
どちらの、素晴らしさも
涙をこぼすような辛さも
全て、体感してきたことが
親子共に、とても大きな財産だと
改めて、今、気づきます。
そんな、長年の海外生活と
いろんな体験を、しているからか
進路相談を受けることも、多いのだけど
ちょうど最近も、日本のお友達から
こんな相談を、受けていました。
海外で生まれた、お子さんは、
2歳から、インター校に通い
5年生の途中で、本帰国したのを機に
帰国枠で、中高一貫校に受験して合格。
そして、中3になって
また海外への駐在が、決まったのですが
<ご主人について行くか、日本に残るか>
とっても、悩んでいるのだと
言うことだったのです。
なぜなら、帰国子女枠で、
ある有名校に、入ったものの
今の学校の勉強や、日本の学校の習慣には
本当に2年間の間、親子と共に苦労して
やっと、今、慣れたきたばかり
そんなところ、だったそうから。
入学できることと
そこで、みんなと一緒に、学んでいくこと
その違いって、本当に大きかったと。
「帰国子女受験」
という、自分のその選択が
<間違っていた> のではないかと
何度も、何度も悩みぬいた
数年間だったそうです。
そして、これはまた反対に言うと
海外でインター校や、ローカル校に
入る時だって、同じこと。
そのお子さんは
今でも、英語は、読み書き、
話すことは、問題なくできるけれど
学年が、大きくなって
勉強も難しくなってきている、今
<みんなと同じ勉強>に
ついていくのは、ほんとに大変だろうし
日本に帰ってきた時と
また、同じことを、味あわせるのでは。。。
と、親として、悩んでいるんですよね。
すごく、この気持ち、わかります。。。
海外赴任が、多くなっている今
「子供の学校、子供の教育を
どうしていくのか」
このことで、悩まれる方って
とっても、多いのだと思います。
日本に住まれている方も
自分たちの時とは、違って
選択肢がとっても広がっているから
受験をする、しないのかなど
様々な悩みが、あると思うのです。
海外暮らしの話で言えば
「せっかく、海外で暮らして
<英語>を、勉強できるのだから
そのチャンスを、生かせばいいのに!」
私も、子供が小さかった時は
そう、思っていたと思います。
でも、今は、このお友達が
深く、悩んでいるように
<英語だけじゃ、どうにもならない>
って言うことも、
長年、子供たちを通して見ているから
身にしみて、分かったこともある。
そして、教育って<勉強面>だけを
決して、見るのではなくて
<その人自身の、あり方を作る>
その人の大切な価値観や
アイデンティティーになる ということ。
自分とは全く違う、視点を持った
我が子たちを、みていたり
国を転々として、その教育が、
国民性にも現れるのを、折に触れて感じ
その人の一生を、左右する
大切なものだと感じています。
だから、その後の進路だけでなく
価値観、そして生き方が
大きく変わってくるわけなんですよね。
<英語ができる人>と、言うのは
世界レベルで見たら、たくさんいるし
飛び抜けた能力、技術があれば別ですが
日本人同士の間で、生まれた子供は
日本とのパイプ役が、期待されることも多くて
日本語が、ビジネスレベルで
使えることだけでなく
日本人的な慣習や、気配りを理解して
仕事として、遣えるということも
やはり、大切な一面なのだとも思います。
だから、お友達が言うように
お子さんの、将来のことを考えると
自分のこどもには、
<英語ができる、外国人>
ではなく
<英語ができる、日本人>
になってほしい
そう思ってしまう、親心も
やはり、とてもわかるんです。
よその家のお子さんが、よかったからと言って
自分の家、そして子供に、
当てはまるかどうかも、わからない。
何がいいか、どうかなんて、
<人それぞれ> で <考え方次第>
本当に、一概に言えないのだと思います。
でもね
最後には、こんな話をしたんです
「お子さんは、どう言ってるの?」
って。
「ぜひ、夫と一緒に行って
頑張りたいと言ってるの」と。
う~む、そうなのか。
「だったら、とりあえず、行ってみて
そこから考えてみては、どうかな?」
これだけ、いろいろ言っておいて
「はっ???」
と、思われるかもしれないけれど(笑)
本当に、真摯に考えた上で、そう言ったんです。
「もし、親に反対されて
自分の方向性が、決められたとしたら
これから先の人生で
何か、思わぬことが起きた時
自分が、うまくいかなかった時
『あの時、自分は、~したいと言ったのに
親のせいで、自分はこうなってしまった』
と、思わないだろうか?」と。
「自分が決めたことに、責任を持って
その時、その時で、
できる限りの、ベストを尽くすこと
そして、親もその時できる、
ベストのサポートをする。
それで、やってみて、
やっぱり、難しいと思ったら
その時に、方向転換をするっていうのも
いいんじゃないの?
やってみなければ、わからないし
難しかったとしても
それは、決して失敗じゃなくて
得られるものが、絶対あるから。
子供が、自分の人生を切り開いて
自分らしく歩く力を、もっていること。
そのチカラを
信じてあげたらどうだろうか?」
と、子供の中学受験や、度重なる転校など
今では財産となった、苦い経験を通して
本当に、そう思うようになったんです。
親は
<子供に、最善な方法>を
いや、
<子供が、苦労しないように>と
子供の将来を考えて、様々なレールや保険を
やはり、どうしても考えてしまうけれど
<未来とは、今から繋がっているもの>
充実した <今> があるからこそ
<未来> へと、繋がっていくもの。
そして、忘れてならないのが
この充実した <今> を体感するのは
親でなく <子供> 本人なんだ
と、言うことなんだ、と思うんです。
私も、いままで
<愛という名のもとに>
「あなたのために~ 」
と、子供はまだわかっていないから
親がしっかりと、考えなくてはと
それが、口出し、過干渉と
なってしまったことも、ありました。
でも、本当は
<子供が傷つく姿を、私が見たくない>
自分の子供に、
<私が、何もしてあげられなかった>と言う
<自分の罪悪感>
自分のエゴから、来ていたものだった
と、散々、痛い思いをして
今となって、ようやく、
気づくことになったから、です。
我が家の子供たちは
あっちにやれたり、こっちにやられたり
と、本当に、大変だったと思うんです。
突然、何を言っているのか、分からない
英語の幼稚園に入れられて
<自分の意見を、
英語で言わされること>
が、とっても嫌で、
登園拒否をしたことも。
日本の学校に、体験入学した時や
日系の塾に通ったことで
<下駄箱で、靴を脱いではき替える>
<椅子の上では、あぐらはかかない>(笑)
<先生には、敬語を使う>
<みんなと同じことを、ちゃんとやる>
から、始まって、
どちらでも、楽しいことも、辛いことも
いろんなことを、学んできたようです。
でも、それらのことも
初めての場所や、慣れないところでも
自分と違う考えや、慣習がある人たちにも
自分を大事にしながらも、相手を尊重する
<国際化>とは、外国人と英語を使って
交流ができる、だけじゃないんだな、と
子供を通して、学ばさせてもらい
それらのことは
<彼、彼女の人生の目的に
プロセスとして、必要だったこと>
だからこそ
我が家のように、海外を転々とする
珍しい家庭を、自ら選んできたのだと
今では、本当にそう思います。
だって、子供たちは、それぞれ
自分の生まれてきた目的を、果たすために
親を自ら選んで、生まれてくるのだから。
だから、
どんなことが起きたとしても
<この子は、絶対に大丈夫>
そう、親が信じきって、
<何があっても、受け止める>
覚悟を決めること
その思いが、子供たちの
一生の財産になるのだ、と思います。
まあ、そう書いてはいても
悟っていない、私にとっては
なかなか、これが難しいわけでして(汗)
私も、日々、泣いたり、笑ったり
まだまだ、子育てに忙しく
こう書きながら、
自分に、言い聞かせております(笑)
私が、夏に日本に帰る頃には
きっと、もう答えがでているはず。
お友達家族にとって、
一番幸せな、決断ができるよう、
シンガポールから、祈るばかりです。
☆ イベント情報 ☆
6月13日(月)10:00-11:30
13:00-14:30
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