Facebookより吉富信長さんの投稿より
『ヨモギの成分はノーベル生理学・医学賞を受賞しています』
春は解毒の季節です。冬に貯め込んだ脂肪には、他種の有害成分に曝露されているかもしれません。
有害成分のデトックスは各細胞で行われた後、さらに肝臓で代謝され、腎臓を介して尿か、または胆汁を介して腸から便となって排出されます。
このとき体内で働く解毒システムには、第1相→第2相→第3相の3ステップがあるわけですが、それぞれのフェーズを活性化させるのに特有の栄養素や植物成分があります。
それぞれの詳細は割愛しますが、中でも、第2相のグルタチオン抱合を活性化させるものに、ダンデライオンルーツ、スルフォラファン、クルクミンなどがあり、最近では「ヨモギ」も注目されています。
ヨモギは野草として日本でも有名ですが、正確には「薬草」です。
最近の研究では、ヨモギには多岐にわたる薬理作用があることが見出されており、中でも、非常に「強力な抗がん作用」があることがわかっています。
これは、ヨモギの成分である「アルテミシニン」が、基礎研究(in vitro, in vivo)で、乳がん、卵巣がん、大腸がん、肺がん、肝がん、前立腺がん、白血病、メラノーマ、中枢神経系のがん、などに効果があることがわかっています。
アルテミシニンはガン細胞をアポトーシス(自殺死)させたり、ガンの転移・浸潤を阻害させたり、がんの血管新生を阻害したり、他にもいろいろな機序で直接ガン組織を弱めることができます。
実際に、近年、臨床において、アルテミシニンを抗腫瘍サプリメントとして利用しいるケースも増えています。
そして、特筆すべきは、実はヨモギのこの成分「アルテミシニン」は2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞していることです。
アルテミシニンは今でこそ抗がん作用をはじめ、さまざまな薬理作用に使われていますが、もともとは「マラリアの治療薬」として数千年前から、ヨモギを漢方として利用されてきた歴史があるのです。よって、ノーベル賞授賞理由は、マラリア治療薬ということになります。
この成分は、中国・北京の屠呦呦(トゥーユーユー)という女性の博士が1975年に発見しており、それから40年経って、ようやくノーベル賞に認められたのです。
この治療薬には、アルテミシニンの誘導体であるアルテスネイトやアルテメーターが有名です。
ヨモギの種類は実に多く、数百種類もあるそうで、世界の各地域で品種が異なります。
特にアルテミシニンを多く含むヨモギ属は、Artemisia annua(アルテミシア・アニュア)というもので、これは和名では「クソニンジン」と呼ばれています。なんて名前だ。。^^;
日本に生えているヨモギの正式名はArtemisia indicaであり、こちらにも当然アルテミシニンは含まれていますが、クソニンジンに比べるとそこまで多くは含まれていません。
とはいえ、ヨモギはアルテミシニンだけでなくクロロフィルなど重要な栄養素も高濃度に含まれています。特に、ヨモギのクロロフィルは他の緑葉植物に比べて、より早く、より強く、クロロフィルの力を発揮することがわかっています。
また、ヨモギ(抽出液)には、TNF-αという炎症性サイトカインを減少させる抗炎症効果や、鉛などの重金属をデトックスする働きも認められています。
他にも、抗真菌作用、抗寄生虫効果、潰瘍の抑制、アレルギーや喘息の抑制など沢山報告されています。
ヨモギは、お灸のモグサとして利用されていたり、ヨモギ蒸しとして体温を上げて血流を高め老廃物の排泄を促進したり、また艾葉という生薬にも利用されていますね。
ぜひ、春の薬草ヨモギの若葉を摘んで、食べるなり、お茶にするなりで、皆さんの食卓でも試してみてください。
※ただし、ヨモギが自生しているところには、ヨモギに似た「トリカブト」という毒草も生えていることがあり、見分けがつかない場合は、やめておきましょう。ヨモギの葉の裏には小さな毛が生えていますが、トリカブトには毛が生えていないことで見分けがつきます。
読者の方のコメント
ヨモギいいですね!マダガスカルでコロちゃん予防治療に活躍していると聞いてから乾燥保存してお茶代わりに飲んでいます。
わたしは以前ガーナでヨモギのモグサを使ってお客様の治療をしていた事があります。モグサの煙は普通白いのですがまれに黒い煙が出た事があり、そのあとお客様はケロッと元気になられました。わたしの推測ですが、黒い煙が出る時は霊的に悪い物がモグサで浄化されたのではと思います。ヨモギは薬草であるだけでなく、霊的にも清めてくれるのかもしれません。


