【チャンスの階段を上る‼️】(豊臣秀吉は、なぜ天下が取れたのか?)

斎藤一人さん談

心のフィルムを入れ替えれば、いろんなチャンスが出てきます。

そのチャンスが出てきたときに、それを逃さずに実行することが大事です。

百姓の秀吉には、いきなり天下取りのチャンスなど出てきません。

最初に出てくるチャンスは、いちばん下の足軽に雇ってもらうこと。

それも立派な大名家ではなくて、織田家などという、いつつぶれるかわからないような大名家。

いつ殿様の首が飛ぶか、自分の首が飛ぶかわからないような家柄のところしか雇ってくれないのです。

でも、それを「チャンスだ、ありがたい」と秀吉は喜んで捕らえたのです。

チャンスといっても、いきなり大きなチャンスはやってきません。

チャンスを願っていたら、急に大金持ちになるようなチャンスがやってくると思っている人がいるけれど、そんなうまくはいきません。

世の中は、階段を一段一段上がるように物事は起きるのです。

だから、『太閤記』を読んだほうがいい。

『太閤記』を読めば、天下を取れる人はどんな人物なのかがよくわかる。

天下を取れる人というのは、どんな困難なことでも「ありがたい」と思うのです。

そして、人がやらないような危険をおかす。

しかし、そんな危険なことをやっても、死なないのです。

それこそ、死なないほどの信念を持っている。

それで一段ずつ上がっていく。

織田信長についたから、秀吉は出世できたわけではないのです。

秀吉がいたから、織田信長はあそこまで上がれたのです。

それを勘違いしてはいけません。

だから、考え方のフィルムを替えようよ。

10円もらったら、もらった人に20円分得させようよ。

もらった以上に、必ず得をさせるのです。

私が講演会を開くのだって同じです。

来た人に損をさせたくないと思うから、一生懸命話すのです。

そう思ってやってきたら、今では何千人と集まってくれて、東京ビッグサイトで講演をするようになった。

「一人さん、ビッグサイトで講演するなんてすごいですね」とか言われる。

私だっていきなりビッグサイトて講演をしていたわけではありません。

最初は喫茶店で話をしていたのです(笑)。

そうしたら、だんだん、だんだん聴衆の数が増えてきた。

気づいたら、ビッグサイトで話すまでになっていたのです。

いちばん最初からすごいチャンスが来ることはありません。

今、あなたの目の前にやってきていることがチャンスなのです。

今、目の前の問題を一生懸命やればいい。

それをクリアしたら、次にもう一段上が来る。

「これが嫌だ」「あれが嫌だ」などと言っていては、階段を上がっていくことはできません。

秀吉はそんなことは言わなかった。

「織田家の足軽じゃ嫌だ」と言っていたら、秀吉だってずっと出世なんかに無縁だったでしょう。

つい力説してしまいました(笑)。

本書を読んでくださって、ありがとうございます。

『普通はつらいよ』斎藤一人(著)

『新史太閤記 上・下』司馬遼太郎(新潮文庫)上・下 各660円(税込み)