私が5歳か6歳の時、マンションに住んでいた。
暫くして、3歳の男の子とお母さんが引っ越してきた。お父さんはいない子だった。
お父さんもいないし、1人っ子だから子供心に可哀想だと思い、ちょくちょく遊びに行ってあげていた。
それから暫くして、近所に住んでいる親戚のおばさんから、急に怒られた。
「よくMさんちに行ってるんだって、Mさんが、ちょくちょく家に来られて困るって言ってるよ、お前はみんなから嫌われてるんだから、もう2度とMさんちに行くんじゃないよ亅と言われた。
子供心に物凄く傷つき、心が折れてしまった。
それから、Mさんちには2度と行かなかった。
それと同時に、私が知らない所で自分の事を言われている事に、涙した。
みんなから嫌われている、と言うことは近所全員、友達もみんな、そう思っているのだと!
私がいない所で私の事、嫌っているんだと思い込んでしまった。
それから近所の家には行く事はしなかった。
友達といても心から楽しめなかった。
お母さんに相談したかったけど、私がみんなから嫌われていると知ったら悲しむだろうと、話さなかった。
お父さんはもの心ついた時から「てめーの事はてめーでやれ亅など言われるだけで、子供は可愛がってくれなかった。誰にも相談できない。
5歳や6歳の子供が心が折れて、考えも付かないまま、背負ってしまった、悲しみ。
今でも思い返すと、涙がでる。
それから近所付き合いは出来なくなってしまった。
人は人を言葉で、人生まで変えてしまう。
だから、言葉は気をつけて発するべきだと思う。
言霊、言葉は生きている、だから人を傷つけないでほしい。