数年前に終わったテレビ番組で「とんび」というドラマがありました。
妻がずっと観ていて
「すっごく感動するよ、お父さんも観てみたら」
というので一緒に観はじめたのですが
ほんとにそうなのです。
何度録画を観直しても涙があふれてくるのです。
なにが感動するのかといえば、親の愛、人間愛です。
お父さん役の内野聖陽さんの人柄かもしれませんが温かいエネルギーが伝わってくるのです。(つくづくドラマはキャストだなと思います)
物語の内容は割愛しますが、最終回で内野さんが旭(あきら)という一人息子に語った言葉が、最高に感動しました。
「親は、子よりも偉いものでもなんでもない
ただ子よりも先に生まれてきただけなんだ
子育てをしようなんて思わなくていい
俺の子育てなんて間違ってばかりのことをやってきた
だけどありがたいことに子どもは自分の力で立派に育ってくれる
お前は自分の力で育ったんだ」
お父さん役の内野さん、「やっさん」はそう言っていました。
ほんとその通りだと思うのです。
私も息子に対して子育ては失敗ばかりをしていたと思うのです。
しかし、息子は私の知らないところでいろんな経験をして、しっかりと育ってくれています。
子に影響を与える期間というのは、限られた極短い時間です。
その短い時間の間に
親は子になにをしてあげればいいのか?
「やっさん」 はそれを教えてくれたのです。
「やっさん」の愛は、親子愛だけでなく
人類愛に通じると思うのです。
私がそう感じた「やっさん」の台詞をご紹介します。
「やっさん」が子育てに悩む息子あきらに話す言葉です。
「一つだけ親がどうしても子にしてやらなければいけないことがあるんだ、それは子どもに淋しい思いをさせないってことなんだ」
「淋しいっていうのは、雪みたいにチロチロチロチロ降り積もって、いつの間にか心をガチガチにするんだってよ」
「だから親は海にならないといけねえ、海になって笑ってなきゃいけないんだ、海には雪は積もらねえから・・・・」
