人が何かを声高に叫ぶとき。
本当はまだそれが、
自分に馴染んでいない。
○○が大切だ!
つまりは○○なんだ!
やっぱり○○なんだ!
○○は
たとえば、自由
たとえば、愛
たとえば、感謝
・・・
繰り返し繰り返し、
声高に叫び続けるとき、
どこかでまだそれは自然な自分の一部ではない。
だから繰り返し繰り返し、
叫び続ける必要がある。

私は幸せだ
感謝が大切だ
今日も充実している
どれも素晴らしいこと。
でも、
本当にそれが自分の一部となり、
馴染んだとき、
人はそれを繰り返し繰り返し叫ばなくなる。
水が
酸素が
私たちにとって大切だ!
と言わないように
呼吸するみたいに
自然に感謝している自分だったら
呼吸するみたいに
自然に幸せを感じている自分だったら
私たちはもう
叫ばないはずだ。
感謝が大切、
今日も幸せ、と。

昔、個人事業主で開業したばかりの頃。
まだ大して忙しくもなかった時。
たまにお客様が来てくださると嬉しくて、それをブログに書いていた。
それを読んだ知人が言った。
「ふるたてさん、いつも忙しそうですね!ご活躍ですごいですね!」
私は答えた。
「今日はお客様が来ませんでした、と書く人はいないでしょう(笑)たまに来たら嬉しくて書くから、そんな風に見えるだけですよ。きっとみんなそんなものでしょう。」
本当にそうだと思う。
お客様が毎日来てくださるようになったら、つまり、お客様が来てくださる方が日常になったら、いちいち「今日はお客様が来てくださいました。」
とは書かなくなったから(笑)
人は自分にとっての日常はわざわざ叫ばない。
だから、つまり何か?
別に何を叫んでも構わない。
ただ、自分が毎日繰り返し繰り返し何を叫んでいるか?
で今の自分に気づくことが出来る、という話。

愛が大切なんだ!
と叫んでいるなら
自分にとってそれはまだ自然な一部ではない、と知れる。
今日も感謝です!
と叫んでいるなら
自分にとってまだ感謝は特別なことだ、と知れる。
お客様がたくさん来てくれました!
と叫んでいるなら
自分にとってまだそれは非日常なのだ、と知れる。
私ってすごく素敵ななんです!
と叫んでいるなら(笑)
自分にとってまだそれは当たり前のことではないのだ、と知れる。
・・・
というように
自分が日々叫びたくなることは
アピールしたくなることは
今の自分が本当はどんな状態にあるのかを知らせてくれるバロメーターなのだ。

「素敵な自分」が
自分にとって当たり前になれば
素敵な自分アピールはしなくなるね。
別にしたっていい。
でもどうせなら知らないでやってるより、知っててやってる方がいいかもね。
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