【変化のプロセス】
自分が無意識に否定して、
なかったことにしている自分の側面を
心理学ではシャドウと言います。
シャドウに
自分が全く気づいていないとき、
目の前の他人にやたらと腹立たしさを覚えます。
そして
「あの人キライ!ムカつく!」
と思い、そいつが嫌なヤツなのだと信じて疑いません。
やがて、幸運にも(笑)
自分のシャドウに薄々気づ気始めたとき、
今度は他人の中にあるその側面を
今まで以上に敏感にキャッチするようになります。
笑っちゃうくらい
よく気づいて、見えてしまうので、
やはりその人のことが
嫌で嫌で仕方がありません。
「あの人の○○なところ、鼻持ちならない!」
みたいな気分になります。
でもそれが、
実はそいつのせいじゃなくて
自分のシャドウを相手に映し出しているだけだと薄々気づいてもいるので、
人のせいにすることも出来ず、
意外と辛い時期かもしれません(笑)
「心理学を学んだけど、ちっともラクにならない…」
という方が多く滞留していらっしゃるのもこの段階です。
そしていつしか、
自分のシャドウを、
確かにそれはあるのだと認め、
ま、あるんだからしょうがないじゃないか、
と観念し始めた頃。
他人の中にそのシャドウを見つけたとき、
自分の感覚が変わっていることに気づくのです。
ああ、そうよね、
そんな気持ちになることもあるよね。
そうしたいよね、そんな気持ちもわかるよ。
と、とても穏やかで優しい気持ちになっている自分に気づきます。
そうなったら
そのシャドウとお別れする日も近いのかもしれません。
ちなみに
完全にお別れできたら、
すっかり気にならなくなります。
あれ?
何が嫌だったんだっけ?
そんな感じです。
変化のプロセスですね。
そんなことを
身をもって体感している
今日この頃です。