のりちゃんと
バリ島の国際空港で
どーする?
と目を丸くしてたら、
のりちゃんが
リュックの中から、
『インドネシア
地球の歩き方』
を出した。
「持ってたの〜?」
と聞くと、
昨日あれから、古本屋に行き
買って来たんだと。
でも
のりちゃん、
その本、1992年版
5年以上も前のだね。
情報古っ!
しかも
バリ島ちょこっとだけやーん。笑
2人で笑ってた。
そしたら、
「お姉さん達、どこ行くの?」
と声を掛けられた。
えっ?ナンパ
と
ホント、お気楽な私達。笑
見ると、
オーストラリアの先住民族、
アボリジニみたいな若者。
「僕、日本人です」
どーみても
アボリジニだったけど、
外国語大学の
インドネシア語学科に通っていて
卒論のために旅中。
パプア島の裸族に会って来たんだけど、
荷物だけ飛行機に乗って、
ジャカルタに行ってしまったので
荷物を待っている、ところなんだ、
と言う。
「もうすぐ荷物来るから、
良かったら
タクシーをシェアして、
クタビーチまで一緒に行きませんか?」
と誘われた。
ナンパ風なチャラさは
1ミリもなかったし
明らかに、
旅費の節約のためのシェアだったから
それなら助かるね、
と、
一緒に行くことにした。
彼の名前
忘れちゃったけど、
ヒデ君、って呼んでた記憶。
ヒデ君、
「僕、インドネシア語出来るんで
タクシー交渉して来ます!」
もう、私ものりちゃんも
安心仕切って、
ヒデ君任せ。笑
タクシーの交渉成立、
しかも、
タクシーの運転手さんは
友達がやっている
ゲストハウスまで紹介してくれて
そこに連絡を取り、
価格交渉と予約までしてくれた。
旅は
これだから
面白い。
3人でタクシーにのり
ゲストハウスに降ろされた。
綺麗なプール付きのゲストハウス。
レセプションへ行き
「さっき予約したものですが」
と言った。
「そんな連絡きてません。」
「さっき、タクシーの運転手さんが
ここのオーナーと友達だ、と言って
予約してくれたはずだけど」
オーナーさんも出てきて、
「そんな友達いません!」
「えぇぇぇぇーーっ!
嘘ーーーーー⁉︎」
とくに大きくぼったくられては
ないので、
お客さん欲しさの
嘘、だったのかなぁ。
オーナーのお兄さん、
私達を哀れんでくれたのか
3人で一部屋でよければ
その値段でいいよ。
と言ってくれた。
ヒデ君、
「あ、じゃあそうしましょう!」
まっ、いっか。
そんなわけで
バリ島、クタビーチの
晴れやかな空のした、
さっき知り合ったばかりの
アボリジニ もとい、
日本人学生ヒデ君と
のりちゃん、私
3人での相部屋と
相成りました。笑
バリ島では
約一週間、
ビーチ行ったり、
ゲストハウスのんびり他の欧米人の
皆さんと
サンセットパーティしたり、
のりちゃんと
ウブドへ行って
サイクリングとか
美術館とか
のんびり、ゆっくり。
ヒデ君は
その後も、またパプア島へ
行き、
なんと
帰りにバンコクに寄って
私達に会いにきてくれた。
もうそれっきり会ってないけど、
旅は
これだから
おもしろい。
1998年 バリ島にて
あっ、画像は本物の
アボリジニ民族の皆さんです。
タイ移住備忘録 17
