ここ最近、たくさんの宿泊リクエストを頂いているのと忙しいから、イスラエルの彼のリクエストも断りました。しかし彼のプロフィールをよくよく読むと、「イスラエルに住むパレスチナ人」と書かれていてびっくり。
イスラエル人はたくさん受け入れたけど、パレスチナ人は当然ないですし、これを逃したら一生出会えることはないと思い受け入れることにしました。
駅に迎えに行ったら、リュックを2つ抱えた外国人が一人立っていたので声をかけました。アラブ人ぽくない外見でした。名前はアダムくん。
「本当にパレスチナ人?」と聞くと
「そうだよ。ウエストバンクで生まれて、今はイスラエルで働いているんだ」
「家族や友達は大丈夫?」
「大丈夫だよ。イスラエル軍が攻めているのはガザだから」
ホッとしました。大変だったら旅行どころじゃないですよね。
アダムは7人兄弟の末っ子。父は工事現場でブルドーザーの運転手。母が大好きみたいで母の話はたくさんしてくれました。
仕事は看護師。就職に困ることが無いのと、人を助けるのが好きなので看護師になりました。パレスチナのアメリカ大学で資格を獲得して、イスラエルで就職。
イスラエル人は医者や看護師は現場が過酷なので、なりたい人が少ないので、イスラエルの病院にはたくさんのパレスチナ人が働いていて、パレスチナ人スタッフがいないと成り立たないレベルだそうです。
パレスチナから通うと国境で1時間とか待たされることがあるので、イスラエルに住んでいます。アダムは海外旅行が大好きなので、イスラエルの国籍を3〜4年かけて取得。パレスチナ国籍だと海外へ行くことが大変たそうです。二重国籍は認められないのでパレスチナ国籍はありません。
ウエストハンクは危険なので、母を安全な場所で住ませてあげたいと思っているが、パレスチナを離れることには断固拒否。コーランか何かにパレスチナを離れることを禁止しているからだそうです。
パレスチナ人は子沢山。どんなに少なくても4人いるそうです。
ちなみにここ10年はイスラエルからユダヤ人の若者やお金持ちがどんどん脱出していているそうです、理由はイスラエルは危険だから。
パレスチナ人は安定が好き。しかもすごい努力したり、勉強好きで、教育レベルが高い。
ユダヤ人は起業好き。それぞれの得意分野を活かせばいいのに。
ユダヤ人嫌いなのかと思い恐る恐る聞いてみると、
「僕の大親友はユダヤ人だよ。ユダヤ人の友達もたくさんいるよ」
とのこと。側から見ると憎しみあっているように思えるけど、そうではないみたい。人と政府は別。
イスラエル国内でも毎週のように現政権への反対運動が起きているが、ネタニエフが首相をやめると投獄されるので絶対にやめないそうです。これはよく言われているけど本当なんですね。
アダムは感受性が豊かで好奇心が強い。お寺にいけば色んな質問をしてくるし、焼き鳥屋に連れていくと、何を食べても「こんな美味しいものを食べたことがない」と大感激。
そうなると、「もっと喜んで貰いたい」と頑張ろうとする。最高のサイクルです。
フレンドリーで大声で笑い、頭が良いからなんでも答えてくれる、人懐っこい、最高です。
今まであまり連れて行ったことのない総社市の備中町国分寺、雪舟のお寺、鬼ノ城、大好きな焼き鳥屋と色んな場所へ連れて行きました。
反対に、どこへ連れて行っても何も言わず、何を食べても感想なし、会話をしても何の質問もない、こういう若者がたまにいます。何しに来たのか?と不思議に思うし、こちらが楽しくない。アダムは一緒にいて本当に楽しい。見習いたいです。
去年、パレスチナへ行った時、泊めてくれるホストを探したけど見つかりませんでした。でも、次回はアダムが友達を紹介してくれるそうなので、すごい楽しみです。
しかも、アダムのお姉さんはすごい料理上手。伝統料理から新しい料理までなんでも作るそうです(^_-) 学生時代は学校近くにお姉さんの家があったから、実家には帰らず週末はお姉さんの家に泊まって料理を食べていたくらい。たべてみたいなぁ。。。それに、パレスチナ家族と交流してみたい。
アダムはイスラエルの公用語ヘブライ語も話せます。ヘブライ語は論理的な言語なので簡単だそうです。ちょっとアラブ語と似ているみたい。
若いパレスチナ人は酒も飲むし、豚肉も食べる人が多いそうです。。、
