■視覚についてのマーケティング的考察2 興味をもつと記憶できる
視覚のマーケティングです。
前回の記事で、覚えやすくするためには、
繰り返し
何かに関連づけて覚える
興味を持つ
そういうやり方がいいと書きました。
なかでも、この「興味を持つ」という点が面白いところなんです。
好きとか嫌いというように、感情が働くと、「扁桃体」という器官が刺激され、「海馬」が刺激されるんです。
そうすることによって、明確に記銘をするんです。
そのことがタグづけされるってこと。
ボクらが接する全ての情報を、イメージ情報として記憶をしていたら、いくら人間の記憶能力が大きくとも、すぐ一杯になってしまうでしょ。
だから、形とか色とかに分類して記憶しているわけです。
そして思い出すときに、再度組み合わせて引っ張りだしてくるという方法をとっているのです。
これはマーケティングにも重要です。
お客さまに少しでも覚えておいてほしいですからね。
「繰り返し法」はけっこうポピュラーですよね。
政治家もやっています。
選挙戦のときとかに、連呼しています。
あれはね「海馬」における記銘を促進しているわけです。
顧客名簿に出すダイレクトメールやニューズレターも、あまり発行間隔が空かないように注意が必要なんですね。
少なくとも2か月に1回くらい、できたら1ヶ月に1回できたら、効果的です。
「何かに関連付けて」覚えてもらう、という方法もいろいろあるでしょう。
ロゴとか屋号なんてのもそういう要素があります。
ですから一旦信用を落としたら、悪いイメージで覚えられてしまうわけです。
「東京電力」なんか、今までどれだけ宣伝費を使ってきたか知らないけれど、ああいう事故を起こしたら、一瞬でパーですよね。
ああいう事故と関連づけられて覚えられてしまうと、なかなか抜けません。
お客さまの「海馬」のタグは、容易に書き換えることができないんだ、ということもよく覚えておきましょう。

