私は事あるごとに「もし、今日地震が起きたら」と考えます。
心配性だからではありません。そう考えるようになった「きっかけ」があります。

それは、阪神大震災のときに「夫とけんかしたまま、朝送り出してしまった。
口もきかずに、死に別れてしまった」
というある女性の言葉に触れてからです。
とても後悔されていました。

それから「おかえり」以上に「行ってらっしゃい」の大切さを思うようになりました。

毎朝、小さな別れがあります。
夫や子供達が「ただいま」と帰ってきて
やっと、再びほっとするのです。

夫婦や家族の間だけでなく、
友人や、クライアントや、ご縁をいただいた方々との
「さようなら」「また今度」を大切にしたいと思います。

笑顔で別れる大切さを、心に留めて……。