岩山の遠くにいるジャコウ牛をチラ見出来たのは
かなり幸運だったとは言え
その姿は余りに遠く
もっと近くで見たい思いが募ってモヤモヤ
それで
一度ロッジに戻りベンツユニボグから
ホンダATVに乗り換えて
ジャコウウシウオッチングの再挑戦に出かけました
ジャコウ牛はモッコモコの毛皮を着ていて
このモッコモコのジャコウ牛の毛皮は世界一上質
一見固そうに見える毛ですが
その毛はフワフワで驚くほどの柔らかさです
かつてはその毛で作ったマフラーや帽子、コートなどが
売られていたこともあり
そのフワフワの感触と暖かさは他の毛とは比ではなく
さすが北極の毛皮なのですが
今はイヌイットも狩猟を禁じられている絶滅危惧種となり
ジャコウ牛の毛で作られたものは
もう見られなくなりました
ロッジには
アザラシの毛皮で作った製品が展示販売されていましたが
この極寒の地でしか需要はないから
流石に購入する人はいないかと。。。
アザラシはジャコウシより防水性に富んでいて
水の中に入っても水が染み入る事がなく
この毛皮を切れば汗かくほど温かく
でも毛皮のフワフワ感は皆無でしかも重く
しかしこのアザラシの毛皮は
今でもイヌイット達が海にハントしに行く時には欠かせない大事な衣類です
遥か彼方岩山の天辺で見かけたあの神の姿のジャコウウシを
もっと近くで、もっとしっかり見たくて
再び探しに出かけました
今度は大きなベンツのユニボクではなく
川越え、山越え、身軽に動けるホンダのATVで
30分ほど走って
岩山から見下ろした湿地に
ジャコウウシファミリーがのんびりコケを食べているのを
発見
子供も2頭います⭐️
車から降りて
石ころの急斜面をずるずると半ば落ちるように
ジャコウウシのいる湿地へと降りていきます
ガイドは、もしもの時の為に
銃に弾を充填
この弾は殺傷力はなく脅し用です
銃を持ったガイドを先頭にして1列になり
そっとジャコウウシファミリーの方へにじり歩き
列は乱れる事なく一直線になって歩かないと
ジャコウ牛に気づかれてしまうので
写真撮りたくてちょっと出っぱっただけで
後ろについているガイドに諌められてしまい
思ように写真が撮れない![]()
暫く歩くと
全員しゃがんでジャコウ牛の様子を伺い
再び歩く。。。を繰り返しながら距離を縮めて
かなりその距離が縮まって🎵
望遠鏡使わずに
こんな近くで見られるなんて夢のようです⭐️
しかしそう思ったのも束の間
突然ジャコウウシファミリーは全員同じ方向に
走り出してしまいました
ヤッパリネ。。。
こんな近くまで来たらいくら風下でも
バレたみたい。。。![]()
夢のような時間はあっと言う間に掻き消えて
誰もいない湿原に私達だけが取り残され、、、
再び石ころ急斜面を登って岩山の天辺に停めたATV に
戻ります
北極までやってきて
神々しくはあったものの
望遠鏡でやっとその姿を確認する程遠い岩山の上から
私たちを見下ろしていたジャコウウシ
望遠で撮ってちょっとだけその姿が分かるほど遠かった
あの点のようなジャコウウシしか見なかったら
もっとしっかり見たかった思いを
ずっとひきずっていたかもしれないのが
こうして
しっかり、はっきり、見ることが出来て
北極まできたミッション一つ完了![]()
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