こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
東京大学の学生174人に
こんな質問をしました。
「小学生時代に夢中になったものはある?」
すると96%が「ある」と答えました。
4位 勉強8%
3位 ピアノなどの楽器10%
2位 読書13%
勉強が第4位に入っています。
当然と言えば当然でしょうね。
そして、3位には楽器が10%
10人に一人はピアノやバイオリンなどの
楽器に夢中になっていました。
楽器を習うことで
楽器が上手くなるだけでなく
様々な能力が身につきます。
その一つが集中力です。
ピアノなら右手と左手の5本の指で
鍵盤を叩きつつ足でペダルを踏むという
異なる動きを一度にこなすことで、
脳の様々な分野が活性化されます。
バイオリンなら先ず正しい構え方を
維持しながら左手の4本の指で
弦を押さえ右手で弓を上下に動かします。
このように楽器を弾くことは
身体全体を一つのことに向けなければ
良い音は出ません。
つまり、集中力が養われるのです。
次に記憶力が高まります。
曲を奏でるためには
楽譜を暗記しなければ行けません。
楽譜を覚えるのはもちろんのこと
常に次の展開を意識しながら
弾き続けなければいけないので
記憶力が鍛えられます。
2位には読書が入っています。
沢山の本を読むことで
様々な能力が育ちます。
言葉の発達
日常の会話やテレビ鑑賞だけでは、
子供は口語体にしか出会いません。
会話とテレビ番組で使用されている
語彙が少ないだけではなく、
表現の構造も比較的に単調です。
しかし、本では会話に滅多に出てこない
文学的あるいは詩的表現が
豊富に含まれています。
多くの本を読むことによって子供は
より複雑な文章の構成を理解でき、
豊かな表現も類推的イメージも
使いこなせるようになります。
語彙が増える
アメリカの 研究報告では、
家庭にある本の数と学力調査の成績が
比例しているとしています。
つまり、本の多い家庭で育った子供は、
テストの点数は高いというのです。
その原因として、本のある家庭では
子供はより多くの言葉に出会うチャンス
があるからだとしています。
逆に、本のない家庭の子供は
語彙を伸ばすチャンスに欠けている
としています。
学力
カナダの調査によれば、幼児期の
読み聞かせは脳に強力な刺激を与え、
将来の学習に必要な発達の土台を築く
と発表しています。
また、幼児期の語彙力が上がることにより
学校での学力、算数の成績、
そして非行傾向などの目安となる
と指摘しています。
そして、東大生が夢中になった
第一位はスポーツでした。
その割合は読書の2倍以上で29%です。
- 「水泳は週4ペースで練習した。塩素で髪が茶色になった」文科一類 男子
- 「サッカーのリフティング。300回をなかなか超えられず苦労した」経済 男子
- 「鉄棒に打ち込みました。アザだらけでした」理科二類 女子
- 「小4の時、夜10時までバトミントンの練習をしていたら親に怒られた」理科二類 男子
いかがですか?
東大に合格するのだから勉強ばかり
と思っていた方が
多いのではないでしょうか?
小学校でこれだけ夢中になれるのは
就学前に親が子供の非認知能力を
育てていたからです。
楽器にしろ、スポーツにしろ
幼少期に運動遊びなどで
身体を鍛えていたということも
大切なことです。
楽器を弾くのも体力が必要です。
当協会発行のテキストの一つ
「IQ141」シリーズの中で
運動が脳に大きな影響を与え
知能が上がるという理由からです。
就学前に大切なことは
非認知能力を育てることです。
非認知能力を育てるためには
子供が遊びに夢中になっている時は
親が邪魔をしないと言うことです。
多くの親は子供が夢中になって
積み木やブロックで遊んでいる時に
夕食の時間が来たら
「さあ、もうご飯にするから片付けなさい」
といって遊びを止めることが多いでしょう。
それでは集中力も創造力も挑戦する意欲も
育てることは出来ません。
東京大学の学生の親は、子供が
夢中になっている時には中断させずに
「しばらく続けさせてくれた」
という回答がなんと74%です。
やはり、親が子供の才能を伸ばせる
環境を作っていたと言うことです。
天才を育てるのは遺伝ではなく環境
だということを証明していますね。
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