こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、赤ちゃんは脳だけでなく
味覚も発達していくというお話です。
赤ちゃんは、生まれてから脳は
どんどん発達していきます。
そして、発達していくのは
脳だけではありません。
味覚も経験を積み重ねることによって
発達していくのです。
味覚には甘味、酸味、塩味、苦味、うま味
の五つの要素があります。
このうち、「うま味」は
日本が発見した味です。
「うま味」物質としては
主に昆布から摂るグルタミン酸
鰹節から摂るイノシン酸
干し椎茸から摂るグアニル酸
が挙げられます。
この「うま味」が欧米諸国でも
受け入れられたのは
2000年ですので比較的最近です。
赤ちゃんが生まれてすぐに感じる味覚。
それは、母乳やミルクの味です。
これを嫌がる赤ちゃんはいません。
この母乳・ミルクには、
甘味と塩味とうま味があります。
その母乳にはうま味成分である
グルタミン酸が豊富に含まれています。
そして、母乳のグルタミン酸の濃度は、
昆布だしとほぼ同等と言われています。
甘味と塩味とうま味の3つの味覚は、
赤ちゃんが本能的に受け入れる
事の出来る味覚です。
それ以外の酸味や苦味は、
経験によって好まれていく味なのです。
赤ちゃんにとって酸味は「腐敗」
苦味は「毒物」をイメージさせて
本能的に身を守るように出来ています。
ですので、酸味の強いみかんなどは、
最初は「ペッ」と口から出して
イヤな顔をします。
でも、何度か与えているうちに
- 「これは、この前に感じた味だね」
- 「うーむ、まあ、これもなかなか美味しいぞ」
となって食べ始める時が来るのです。
でも、だからといって酸味の強い味を
何度も与えればいいのかというと
そうではありません。
例えば、あなたが担々麺を食べたとします。
その後で、千円以上もする高級なお豆腐と
30円の安いお豆腐を食べ比べたとします。
どっちが高級なお豆腐だとは
判断することは出来なくなります。
つまり、味の強いものを食べた後では
舌の感覚は麻痺してしまうと言うことです。
赤ちゃんの味覚は、脳と同じで状態です。
まっさらの白紙状態です。
そんな白紙の味覚に、
いくら美味しそうに食べるからと言って、
甘味の強い味ばかり食べさせていると、
舌の感覚が養われて行かなくなります。
様々な味覚を発達させる為にも、
薄味から慣れさせていく必要があるのです。
調味料の味ではなく素材の味を
覚えてもらうことが大切です。
離乳食の最初は、様々な素材だけで
調理して下さい。
その後は、出汁だけで薄く味付け。
離乳食後期になって初めて
お醤油やお味噌を
ちょっとだけで味付けです。
薄味で何度も繰り返し
経験させてあげること。
それによって、本当の味がわかる
味覚に育っていくのです。
今日も最後まで読んで頂いて
本当にありがとうございます。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。不安や悩みがあるのならばなんでもお聞きください。
