おはようございます。

 

先日、Twitterを覗いていたら、私がフォローしている米女優のシャーリーズセロンが、激しく怒っているツイートをしていて、最後の投稿に #JusticeForGeorgeFloyd というハッシュタグがついました。

 

何があったのだろうとニュースを見てみると、黒人男性のジョージ・フロイドさんが、ミネソタ州ミネアポリスで警察官に首を押さえつけられ、「息ができない」と訴えているにもかかわらず警官は8分もの間膝で首を押さえつけ続け、そしてフロイドさんが亡くなった、という事件が起きていました。

 

この様子を撮影した動画がSNSで拡散し、怒りが広がっていたんだと知りました。

 

これに抗議するデモがアメリカ各地で行われ、そして一部が暴徒化する騒ぎに発展しています。

 

今朝の時点で、デモはアメリカの30都市に拡散しており、終息する気配を見せていません。

 

デモの一部が暴徒化しているということで、抗議活動をすぐさま「凶暴な黒人」というイメージに繋げるのも誤っていると思います。

 

デモには白人もヒスパニックも参加していて、大半は平和的な抗議活動を行っているからです。

 

米紙「ワシントン・ポスト」の黒人コラムニスト、ユージーン・ロビンソンはこう書いています。

「ミネアポリスで起きているような暴動を防ぎたいなら、警官や差別主義の自警団による黒人の殺害を止めるべきだ。アフリカ系アメリカ人をゴミ扱いするのはもうやめろ。私は暴動や破壊、略奪といった暴力行為を非難する。だが、そうした抑えきれないほどの強い感情がこみ上げてくる気持ちはわかる

 

この文章の中に、ここまで抗議デモが広がったのはなぜか?ということが含まれています。

 

アメリカでは警察官によって黒人が不当に殺される事件が何度も発生しているのです。

 

そして、無抵抗で丸腰の黒人が何人も犠牲になってきている。

 

ジョギングしていただけなのに、住居侵入を疑われ、追いかけられ射殺された黒人男性。

 

フードを被って歩いていただけなのに、自警団に後をつけられ射殺された黒人の少年。

 

そして今回のフロイドさんと同じように、警官に首を押さえつけられ「息ができない」と亡くなった男性、警官に射殺された男性・・・と、枚挙にいとまがないほどです。

 

こういう事件が起きるたび、黒人の人たちの中には激しい怒りが湧くのと同時に、恐怖を覚えると言います。

 

なぜなら、殺されていたのは自分だったかもしれない。自分の家族だったかもしれない、という思いも湧くからです。

 

人種差別は今もアメリカに根強く残り続けている。

 

かつて、ある黒人の著名人がこんなことを言ったそうです。

 

「デパートで警備員に後をつけられたことがない黒人はほとんどいないでしょう。停まっている車のそばを通り過ぎたとき、ドアが急にロックされる音を聞いたことがないという黒人はほとんどいないでしょう。エレベーターに乗ったら、女性が不安げにバッグをぎゅっと握りしめたという状況を経験したことがない黒人はほとんどいないでしょう。すべて私の身に起きたことです」

 

黒人の人たちは日常的に差別と偏見に晒されていることがわかります。

 

そして、いつか警官に殺されてしまうかもしれない、という恐怖と共に生きている。

 

黒人として生まれたことが犯罪、とでも言わんばかりの扱いを受ける。

 

『Black Lives Matter』(訳:黒人の命だって大切だ)

 

今回もこの言葉が叫ばれています。

 

そう生まれただけで、偏見に晒され、命の危険すら感じながら生活しないといけないなんて、想像を絶することです。

 

こういったことが何年も繰り返されてきているのに、なかなか変われないアメリカ。

 

憤りだけではなく、悲しい気持ちになりますね。

 

日本にも差別は存在しています。

 

なぜ差別はなくならないんだろうとよく考えます。

 

「違う」ということに優劣などないはずなのに、優劣がついて、扱いが変えられる。

 

 

一体どうすればいいのでしょうか。どうすれば変わって行けるのか。差別や偏見をなくして行けるのか。

 

私自身が差別される側になることもある、でも、差別する側に回っていることはないだろうか。

 

無意識のうちに、「違う」人たちに対して、こうだと決めつけていないか?

 

自分自身にも問いかけたいと思います。

 

そういう小さなことから意識して、それを変えて行くことからしか、差別はなくせないのかもしれません。

 

また、自分が相手や他者の立場になったとしたら?という想像力を持つということも大事なことだと私は思います。

 

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

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