おはようございます。

 

昨日はとっても久しぶりのものを口にしました。

 

それは、口福堂という和菓子屋さんのおはぎです。

 

 

近くのイオンモールの専門店エリアに入っており、あんこ好きなパートナーはイオンに買い物に行くたび、口福堂に寄っておはぎを買っていました。

 

しかも、チェーン店系の和菓子屋さんだからかけっこうリーズナブルで、パートナー的にはそこも気に入っており、すっかり常連客となっていました。

 

しかし・・・1か月ほど、口福堂のおはぎを口にすることはありませんでした。

 

理由はもちろん、コロナの緊急事態宣言。

 

口福堂はこの1ヶ月、休業していたからです。

 

 

 

今からちょうど1か月ほど前でしょうか、緊急事態宣言が出て間もなくの頃、イオンに買い物に行きました。


その時、食品売り場の隣のフロアの灯りがすべて消えており、シャッターが下りている光景を初めて目にします。

 

そして、立ち入れないようにロープまで張ってある。

 

「えっ・・・これ何・・・あ、そうか、閉じてるんだ、専門店は・・・」

 

その光景を見て、このブログでも書いた覚えがあるんですが、とにかく理屈では説明できない衝撃を受けたんです。

 

なぜなら、私達は、「普通の日常」を失ったんだ、と思い知らされたから。

 

そのことは相当ショックだったようで、その後食品売り場で買い物をしている時に原因不明の腹痛を感じるほどで、体にも影響してしまいました。

 

 

 

普通と違う日常を送った経験、私は震災を経験しているので、あるんですね。

 

家を失いましたからしばらく避難所で暮らしました。

 

あの時も「普通の日常」を失い、とにかく途方に暮れるしかなかった。

 

でもあの頃と大きく違うのは、震災はまだ「目に見える」ものでした。

 

大きな揺れにより恐怖を感じ、崩れ落ちた建物という光景を見れば、これが地震なんだと一目でわかるし、それによって家を失う、というのも当然あり得ると言えばあり得ること、と理解はできます。

 

でもコロナウィルスというのは目に見えないものです。

 

目には見えないけれど、じわりじわりと私たちの日常を奪っていくという、理屈では理解できない恐怖を感じさせる存在です。

 

だから、地震というような目に見える災害で潰されたわけではないのにお店が閉まっている、という光景は、それまで人々か感じたことのない恐怖であり、ショッキングな光景だったと思います。

 

その恐怖はまだ完全に消え去ったわけではありません。

 

感染者数は減っていますが、コロナはまだどこか誰かに潜伏していて、機会を待っているはずです。

 

そう思うと、まったくもって気は抜けないのですが・・・

 

それでも、みんなで外出自粛を守ってきたおかげで感染者数も減り、緊急事態宣言も解除され始め、少しずつ日常を取り戻せる期待は持てるようになってきました。

 

昨日、パートナーがイオンでの買い物から持ち帰った、あのいつもの口福堂の袋を見た時の喜びというのも、多分この先忘れることはない、と私は思います。

 

「あ、口福堂のおはぎだ~」

 

これまでダイニングテーブルに置かれた口福堂の袋は何十回と見て来ましたが、こんなに嬉しかったことはないと思うから。

 

だって、この口福堂の袋が、

 

「そうか、ちょっと普通の日常が、戻って来たんだ」

 

と実感させてくれたのですもの。

 

パートナーも、口福堂が開いているのを見て理屈じゃなく、とにかくほっとした、と言っていました。

 

ウィルスの流行という事態はどれほど特殊な恐怖を人間に与えるのか、そして、「普通の日常」というのがどれほど有難いのか、ということを本当に実感させられる日々です。

 

とくに、普通の日常というのは、本当に、失って初めてその有難みがわかる、というのはまさにこのことだと実感させられずにはいられません。

 

私も早くイオンに行って、ちょっとだけ戻った「普通の日常」を感じたいですね。

 

 

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