エフ・クラージュ 川崎由美子です。
昨日、2008年にカナダで同性婚した日になりますので結婚記念日になります。
いつもあまり覚えていないのですが、今年はさらに等閑になっており、夕飯終わりに思い出していました。
カナダのものなので日本では何の効力もないけれど結婚証明書も取得しましたし、2人でウェディングドレスを着て教会で結婚式を上げさせてもらった日のことは、私達にとってかけがえのない宝物。
もし日本で同性婚が法制化されたとしたら?
同性婚しようと思うかと聞かれると、今の時点では答えはNoかもしれません。
理由は2つあって、
1つは、2人とも自分のことを両親には言うつもりはないこと。
70歳を超えた両親たちに、セクシャリティについてを理解してもらおうと思うのは酷ではないかと考えています。
もし結婚するのであれば、私は誰にも隠すことなくオープンな状態でないとあまり意味がないと思っています。
もう1つは、今の日本の結婚制度で結婚することにあまり意味を見いだせていないこと。
まず、私達は子供を持つ予定がないので尚更そう思うのかもしれませんが、「どちらかが世帯主」「どちらかの姓になる」ということに私はとても違和感があります。
それがなぜ必要なのか?確かに法律上「入籍」できないため、「入籍」することで得られる法律的な利点を経験したことがない、というのもあると思います。
でも、「入籍」していなくても、同じ姓になっていなくても、十分家族としての一体感を彼女と感じることができていますし、
お互い、生まれた時からの姓で過ごし、表札にも2つの名前を連ねている私達ですが、むしろそちらの方が私たちにとっては自然な感じがしています。
「結婚」や「入籍」というのは”形”であり、それがないと家族ではない、ということではないんじゃないかと。
”形”なんてなくても家族の一体感は十分に得られると実感できているので、”形”を敢えて欲しいとは思わない。
とはいえ、どちらかに何かあった時、「正式な家族」と見なされないので、その時はどうなるんだろうという不安は正直ないわけではありません。
そうなった時はひょっとしたら、入籍できていたならば・・・と思うのかもしれない。
そういう葛藤がないわけではないので、今のままで100%満足しているかといわれると、難しい部分もあるんですけどね。
とはいえ、カナダという日本ではない国で、また「入籍」といった縛りのない、結婚とは「契約」という捉え方をする価値観の国で、結婚を証明してもらっている、ということの方が私達の価値観には合っている気がします。
そうは言いながらも、日本で同性婚が認められるようになることはやっぱり夢なんです。
それはマイノリティとして、多様性を認められるということになると思っているので、そんな日が来ることを願わずにはいられない。
結論から言うと、今は結婚や入籍にこだわらないけれど、日本で同性婚が法制化されることは夢であり・・・
もし同性婚が法制化されたなら、そして夫婦別姓も認められたなら、もうちょっと年を重ねた時に、同性婚しようと思うかもしれません。
そして一つ言えること。それは、結婚式だけはどんなカップルにも挙げることをお勧めするということ。
これはもう結婚や入籍云々とは別で、とにかく経験して損はないどころか絶対経験すべきだと思います。
それくらい、素敵なイベントだと思っています。
本日もお読みいただきありがとうございました。
エフ・クラージュ
川崎 由美子

