エフ・クラージュ イメージコンサルタント川崎由美子です。
昔から「日本人はプレッシャーに弱い」などといわれてきました。
金メダル候補と言われていながら、オリンピックなどの大舞台で結果が出せない、という選手も少なくない気もします。
実はこれって、遺伝子レベルで説明がつくことなんです。
つまり、日本人の多くはストレスに弱い、いわば“不安遺伝子”タイプだという研究結果が出ています。
脳科学的に、「不安傾向になる人」というのが、遺伝子によってそうなる、つまり、先天的なものだということが分かっています。
セロトニンという神経伝達物質は「快感物質」と言われているほど人の気分に大きく関係しており、これが不足すると不安を感じるようになったり、時にはうつ病の症状が出たりするのですが・・・
このセロトニンの量を調節しているのが、セロトニントランスポーターというタンパクで、神経細胞から出たセロトニンを再び細胞内に取り込む役割を担っています。
セロトニントランスポーター遺伝子には長さがあって、その長さが短い遺伝子をS型遺伝子というそうなのですが・・・
そのS型の持ち主は、セロトニンの再取り込み機能が低く、不安傾向になるという相関関係があるということがわかっています。
そして日本人にはそのS型と呼ばれる遺伝子が多いらしく、心を安定させるホルモンであるセロトニンの量が増えず、結果として不安やストレスに弱くなるんだそうです。
このS型遺伝子を持っている比率は意外と多くて、日本人の場合その割合は98.3%、アメリカは67.7%。
つまり日本人はほぼ全員が不安になりがちだと言っていいわけです。
このアメリカ人との比較、なんか納得しますよね。。
以前テレビでやっていた特番によれば、あの明石家さんまさんも不安傾向が特に強いこの遺伝子の持ち主なんだそうです。
しかし、お酒が飲めない、アルコールの分解酵素の弱い、といった遺伝はどうにも変えられませんが、この不安傾向になる、という遺伝は、さんまさんを見ていても、対処可能ということが分かります。
こういうことを考えてみても、ヒトというのは「遺伝子の奴隷」ではないということです。
私もすぐに不安に囚われてしまいがちな性格だという自覚はあって、いつもこの不安感とどう付き合うか?ということを模索しながら日々生活しています。
仕事をしているだけで、人付き合いがあるだけで、というか生きているだけで、不安になる要素というものはどこにでも転がっている。
それとどう付き合うか?それで人生の質というのも変わってくると思うんです。
日本人の場合、遺伝子的に、放っておいたら不安という感情が湧く人がほとんどだから、それによる弊害はけっこう考えられると思います。
人生の可能性をつぶしてしまっている、ということもあり得る。
例えば、自分は別に不安なんか感じていない、と思っていても実は、潜在的に不安があるのをお酒で散らしたりその他いろんな現実逃避をして向き合っていない場合も多いとか。
あとは、チャレンジできる機会があっても、不安により無意識に回避してしまっている、とか。
私が思う、不安との付き合い方で大切なこと、それは、自分が不安を感じている、ということを自覚するということです。
日本人は100人中99人が不安を感じやすい気質なので、自分はそうではない、と思っていても、不安を押し込めているだけということも大いにあり得ます。
自分が不安を感じている、ということが自覚出来たら、それに対処することができるのです。
逃避することもなく、健全な手段で対処することができる。

私のお勧めの対処方法は以下のような感じですね。
・誰かに話を聞いてもらう
・客観的な意見をもらう。そうすることでいかにその不安が漠然としたもの、ということもわかったりします
・日の光を浴びたり、木々や風など自然を感じる
・自分が好きなことをして気分転換をする
・気持ちのいい運動をする
・クラシック音楽(モーツァルトがお勧め)を聴く
・とにかく深呼吸
・口角を上げる。笑顔を作る。お笑いを見るのもいいと思います
放っておくと不安に呑み込まれやすいい日本人。
ストレスや不安に弱いということを自覚するということがまず大切。
不安やストレスとの付き合い方が人生の質を変えると思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
エフ・クラージュ
川崎 由美子
