エフ・クラージュ イメージコンサルタント川崎由美子です。
厚生労働省の調査によると、会社員のストレスの原因となるもののワースト1は「人間関係」だそうです。
確かに仕事仲間で飲みに行っても話の9割がたは人間関係の愚痴だったり悩みだったりしますよね。
これがなかったらもっと仕事に行くのも楽しいだろうに、と思う人も少なくないのだろうなと思います。
私も平日はシステム開発の仕事をしており、この業界ではチームで仕事をすることがほとんど。
プロジェクトが作られ、大規模から小規模なものまで必ず何人かのメンバーでチームを作って一つのシステムの開発を行っていきます。
もちろん、男女(ほぼ男性9割の世界ではありますが)、年齢、経験、そしていろんな性格や強みを持った人々でチームが構成されます。
そういう中で仕事をしてきて思うのは、人と一緒に仕事をすることは、人を通して自分を見つめることになるということです。
例えば、誰かの発言や行動にイライラしたり不快感を持つことも多々あると思います。
私もよくあります。
そういう時、
私はどうしてこの発言にイライラしている?
この人のこういう行動を不快だと思うのか?
ということを考えていくと、
自分はこんなふうにはなりたくない
とか、
こういう考え方は好きじゃない
というように、自分の持つ理想とか大切にしたい価値観のようなものがあぶり出て来る。
もっと具体的に言うと、例えば、チームの中で積極的に自分をアピールしようとする人を見ると、
私はこんなふうになりたいのか?
私はどんなふうに自分をアピールしたいのか?
と考えますし、
チームのメンバーのそれぞれが持つ”強み”を見て、
じゃあ自分の強みって何なんだろう?
と考えるようになりました。
そして、高スキルで「すごいな~」と思う人がいると、かつては、この人みたいになりたい、ならなければ役に立てないのかも、と思うことも多かったのですが
今は、チームに4番バッターばかりは必要ない、と思うようになりました。
野球の世界では、中継ぎピッチャーのように、存在としてははや話く取り上げられることもほとんどなく地味で目立たないけれど、でもチームにとってはなくてはならない存在の役割の人もいます。
だったら私はそういう存在になればいいんじゃないか、と思うようになったんです。
自分にしかない強みで私は貢献できるはずだと。
と、こんなふうに、人がいるから、人と一緒に仕事をするから、人を通して自分を見つめられるし、自分をもっと知ることができる。
これは人と相まみえる場にいなければできないことです。
人間は社会性のある生き物です。
誰か自分以外の人と過ごしたり、人の中に入ったりして時間を過ごすことで成長していくものなのだと思います。
たった一人だと成長のしようがありません。
自分を見る鏡もなければ、言葉と行動をキャッチボールできる相手がいないわけですから。
人間関係は確かに悩みの種になり得るものではありますが・・・でもだからこそ、人間にとってはそれだけ大きな意味のあるもの。
人間関係の中で、悩んだり葛藤したりしながら人を見つめ、何より、人を通して自分を見つめることができる。
そしてそれにより自分を知ることができるし、自分と違う人のことを知ることもできる。
このことは、人にとってはまさに必要不可欠で、成長のために大切なものなのではないでしょうか?
本日もお読みいただきありがとうございました。
エフ・クラージュ
川崎 由美子

