エフ・クラージュ イメージコンサルタント川崎由美子です。
今日は随分前にチケットを取っていたクラシックコンサートに。
以前、日経新聞の「私の履歴書」という、各界の著名人が1か月にわたって自分の人生を振り返るエッセイのコーナーに登場したことで興味を持ったバイオリニスト前橋汀子。
御年75歳と後で知って驚くほかなかった今日の演奏。
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータという、一挺のヴァイオリンのみの演奏。
出せる音域が高音に限定されるヴァイオリンは、他の楽器との組み合わせで旋律を担当する「花形楽器」として活躍するのですが、
バッハが作曲したこれらの曲は、一挺のヴァイオリンに旋律と伴奏を両方行わせる、という弾き手にとって超難易度の高い曲なのです。
それを知ってこの演奏を聴くと、確かにどれだけ高度な技術で引きこなしているかがわかり、驚愕です。
というか、ヴァイオリンの演奏だけで150分というこのコンサート。
これ、大丈夫かな・・・と、正直思っていました。
退屈するんじゃないか、恐らく、落ちる(寝てしまう)んじゃないか・・・と。
しかし、いざ始まってみると、退屈どころか、たった一人でステージに立ち、魂で演奏をする前橋汀子さんに釘付け。
彼女の渾身の演奏に、一時も退屈と感じることはありませんでした。
小柄で華奢な前橋さんからどうしてあれだけのエネルギーがほとばしり出るのか。
75歳の体から繰り出されるとは思えない渾身の演奏。
私が味わいたいのはこういう時間なのよ!
私自身の魂を揺さぶられる、魂を感じるパフォーマンスを生で体感できる時間こそ、私には至福の時。
あっという間に時間が過ぎていました。
演奏が終わると、ありがとうという気持ちしかない。スタンディングせずにはいられない。
本当に、本当に素晴らしい演奏でした。
まさに日本を代表するヴァイオリニストのパイオニアなんだと実感しました。
前橋さん、ありがとう。そしてお疲れさまでした。
本日もお読みいただきありがとうございました。
エフ・クラージュ
川崎 由美子

