エフ・クラージュ イメージコンサルタント川崎由美子です。
最近、世界の有名ブランドのファッションショーにちょっとした異変が起きているみたいです。
けっこう日本でも名の知れた「バレンシアガ」「グッチ」「サンローラン」「ボッテガ・ヴェネタ」「エトロ」「ディースクエアード」「カルバン・クライン」「バーバリー」「ケンゾー」「モスキーノ」「ヴィヴィアン・ウエストウッド」などのブランドはすでに男女合同ショーを実施もしくは、移行しているそうです。
そう、男女合同ショーです。
本来、各ブランドではウィメンズとメンズのショーは別々に行ってきました。
それが・・・最近は、ウィメンズとメンズで合同してショーを行うようになってきているんです。
ウィメンズとメンズ合同ショーにすることのメリットとして、
●1シーズンに1回のショーで済むためにコストを削減することができる
●ジェンダーレスのトレンドにも適合
●ウィメンズ、メンズで同一のブランドメッセージを発信できる
といったことが挙げられるそうですが・・・
とりあえずコスト削減は大きいというのと、あとやはり「ジェンダーレス」というキーワードは最近大きなトレンドになっていますよね。
日本でも中学校の制服が、女子でもスラックスを選べるようになるとか、地方自治体で、そもそも制服を男女で分けずに、各自が着たい方を選べるようにしつつある、というニュースもよく目にします。
「女らしい」「男らしい」という言葉はもう古臭い。
そんなことにとらわれずに、もっと男女の「らしい」という垣根を取っ払って、ありたいように自由に生きる、ということがこれからの時代なのだ
というような風潮になってきているのかなと思います。
私自身も小さい頃、男の子は青か黒、女の子は赤やピンク、といった、男女での色分けにちょっと疑問がありましたし、
ランドセル、昔はほんとこんな感じで男子と女子でわかれてましたよね。
中学校の頃2年生以降になると、男子は家庭科の授業がなく、家庭科は女子だけ。そして男子はなぜか「技術」という大工道具でのモノづくりの授業を受けるようになっていました。
なんか、家庭での役割を中学で決めていた、そんな感じでしたよね。
それにもちょっと疑問がありました。
みんなで一緒に家庭科も技術も受ければいいのにと。
なので、「ジェンダーレス」つまり、男女の性差をなくそう、というトレンドはある意味賛成です。
が!
ちょっと複雑な思いもあります。
やはり、「女らしい」「男らしい」という、生まれ持った能力や特徴が違うのは事実。
自分はどちらにも属していると思いたくない、というセクシャリティの人ももちろんいますが、そういう人たちも含めて、自分は男、自分は女、どちらでもない、という性自認があるのであれば、それも一つの個性だと思うんですよね。
女性には男性にはない強みがあり、その逆もまた然りです。
女性(男性)にしか表現できないこともありますし、女性(男性)だから素晴らしい部分というのがあるのです。
だから、男女で役割を縛ったり、「らしさ」を決め付けることをやめようというジェンダーレスに向かうことにはとても賛成している自分と、男女それぞれの良さがあるのにそれも否定してしまうことにならないだろうか?と思う自分もいて・・・
「ジェンダーレス」という考え方に、ちょっぴり複雑な思いを抱いている私です。
本日もお読みいただきありがとうございました。
エフ・クラージュ
川崎 由美子
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