エフ・クラージュ イメージコンサルタント川崎由美子です。
私はフィギュアスケートが好きでこの季節はよく見ているのですが、最近はまっているのがアイスダンス。
男女のカップルが氷上で華麗に舞いながらけっこうすごい技を見せてくれるまさに芸術ともいえる競技。
日本だとアイスダンスの選手があまりいないからか、大きな大会でも女子シングルと男子シングル以外はテレビ放送はほとんどありません。
ですので、アイスダンス見たさに今年はこの時期だけわざわざJ-SportsというCSに加入して、マニアックな試合を楽しんでいます。
このアイスダンスを見ていて最近わかったことがあります。
世界のトップ選手になればなるほど、演技の中に難易度の高い技を多く取り入れているのですが、それがあまりにもさりげなさ過ぎて、「すごく」見えないんです。
もちろん得点には表れるので、実はすごかったんだ・・・と後でわかるのですが、見ている私たち観客にとって、すべてが演技の中でよどみなく流れていくので、実際そんなに難易度の高いことをやっているように見えないんですね。
解説の方もそれは言っていました。
トップ選手になればなるほど、難しいことをさりげなくこなしているんだと。
それを知って、この「さりげなさ」の背後にはどんな練習量、努力があるのだろうと考えました。
私の仕事においても、特にプロジェクトのリーダーと言って、作業の計画、進捗管理やユーザーとの調整を行う立場の人がいます。
仕事のディレクションを行う人なのですが、こういうディレクションの成否でプロジェクトの成否も変わってくるくらいじゃないかと私は思っています。
でもこれに長けた人によるディレクションというのは、実はすごいことをやっているようには見えません。
結果としてプロジェクトが円滑に回っている、ということしか成果には表れないので。
「みんなが当たり前の状況」と思える状況に持っていく、それは大きな成果ではあるのですが、それが実は「すごい」ことだとあまり人は思いません。
でも仕事の内容を考えると、実はすごいことなんですよね。
先手先手を考えて段取りし、問題もなるべく表面化する前に事前対応する、というけっこう地道なことができる人って意外と少ないんです。
大体の場合、その時にやらないといけないことに追い回されて、事前対応まで手が回らないから。
なので、本当の「できる人」というのは、目には見えないところで事前対応中心の地道なことをしっかりやっているからこそ、プロジェクト運営もスムーズに行き、残業もそんなにせずに済んでいるのだと思います。
一見すると仕事してないんじゃないの?というふうに見えるかもしれません。
でも実は、すごいことをさりげなくやっている。
先ほどのアイスダンスのトップ選手と同じように。
こういう、さりげなくきちんとやる、って「エレガントである」ということとも通じるものがあると感じています。
エレガントな人というのは、やはりどんなことにも心を込めてやっているけれど、でも、「頑張ってやってます」「すごいことやってます」感を感じません。
よくよく考えたら・・・実はとても心配りしているとか、相手のことを考えて物事を行っている、とかそういう感じですよね。
そして決してアピールなんてしないのです。
それがエレガンス。品格なのだと思います。
さりげなく成果を出す、エレガントである、というのは実は並大抵のことではありません。
その裏には地道な意識、日ごろの習慣、努力というものが隠れているはずだから。
そしてそれが「すごい」結果に繋がったとしてもさりげなく見える、それって本当に素敵だなと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
エフ・クラージュ
川崎 由美子
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