いつもありがとうございます。
ハッピーダイエットの船田です。
私は電子本を作って販売していますが、これはコストの問題で、本当は紙の本の方が好きです。
今では電子本が当たり前に買えるし、どこでも読むことができて便利だと言われていますし、断捨離といって物を持たないことが良いことだと思われていると思います。
私も物を減らすことには賛成ですが、本やCDなど、自分の手元に蔵書としておいておくのは非常に大事だと思っています。
もちろん、電子本になっていない本もありますが、手元に本が並んでいるというのは「一種の見える化」だと思います。
自分の思考を整理するために、考えていることを紙に書くことが重要なように、自分の心の糧になった本が並んでいるというのは、自分の精神の見える化だと思うのです。
現代日本の断捨離というのも一理あるのですが、どちらかというと、国民がみな貧しくなり、広い家が持てなくなったことが大きいと思う。
本というのは数千冊になると、本当に置き場所が必要になり、部屋ひとつでは収まらなくなります。
私も結婚するときに3000冊くらいあった本をブックオフにもっていきましたが、場所さえあれば、置いておきたかったと思います。後から買いなおす本もありますからね。
これは書店にも通じる話です。ネット通販でも本は買えますが、どうしても興味関心のある本しか買わなくなる。
その点、書店であれば、陳列の仕方によって、いつもは買わない本に目が留まったりして、視野や関心が広がるという利点があると思います。
本の蔵書を作るというのは大変なのですが、人生のテーマとして「本の起き場所を確保する」というのは、とても大事なことですね。
日本は2LDKで良しとされるし、家族がいても、3~4LDKで十分とされます。しかし、本当は家族の書斎や、本の部屋が必要なのだと思います。
もう学校でもタブレット端末で勉強する時代となりましたが、これは闇権力の陰謀だと思えますよ。タブレット端末で勉強したことが身につくとは思えません。
これでますます日本人の低能化が進んでゆくと思います。技術の進歩はよいことだと思いますが、紙の本の重要性は今後も変わらないと思います。
とても共感できる記事だったのでシェアしました。

件の投稿の主はブックライター、書籍編集者の堀田孝之さん(@takayukiantao)。 たしかに、本は本棚に入れてあるだけでも人の精神に影響する要素がある。
ましてや何度も読み返した本や好きな作家のものであればなおさらだ。手放して初めてわかった本を所有することの意義。
堀田さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは 「津波で自宅にある洋服と書棚の本が被害にあったとき、同じものが手に入りにくい洋服(←私は洋服好きである)を処分することにあまり抵抗なかったけれど、比較的同じものが手に入りやすいのに本を捨てなくてはならなかったときにはすごく悲しかった。
ほんと本は『自分の心』だったんですよね。お大事に」 「本とCDやレコード。つまらないものに見えるコレクションも似たところがある。そういう要石みたいなものが抜けると、他のものが無秩序な集積物みたいに見えてくるんだよな」
「本日聴きたくなったカセットテープを一日中捜索し、以前捨てた時に紛れていたのかもと…思い返せば最近そういう事が多い気がします。
断捨離断捨離と煽るような時代に、意外と大事なものまで捨ててしまったかもなと後悔しています」 など数々の共感の声が寄せられている。
投稿者さんに聞いた 堀田さんに話を聞いた。
ーー
以前まではどれくらいの量の本を所有されていたのでしょうか? 堀田:正確に数えたことはないですが、概算で約7000冊くらいだったと思います。写真に写りきらない本もたくさんありました。
ジャンルは現代の純文学小説が多く、ノンフィクション、実用書、写真集、詩集と、本と言えるものはなんでも集めていました。必ず買っていたのは、高橋源一郎、阿部和重、中原昌也、綿矢りさ、絲山秋子、柴崎友香の小説です。
すべての本を一軒の古本屋個人店に売ったのですが、後日言い渡された金額は4万円ちょっとでショックでした。 ーー本を手放してしまった経緯をお聞かせください。
堀田:女性関係のトラブルで、自宅から逃げ出す必要があり、家賃3万円程度の高円寺の四畳半に引っ越さなければならなくなりました。そのため、本を持っていけませんでした。
これまでの人生…本を選ぶか、新しい人生…つまり新しい女性を選ぶかの二択で、血迷った私は結果後者を選びました。売ったときは、新しい人生を歩む決心をしていたので、後悔はありませんでした。
ーー
現在、後悔されている理由をお聞かせください。
堀田:新しい人生を歩むはずの女性はあっさり音信不通になり、結果、私には高円寺の四畳半だけ残されました。その後、その環境からは脱出することができましたが、今手元には100冊に満たない本があるのみです。
いくつかは買い戻しているのですが、10代の頃から20年近くにわたって集めてきた本は私の過去そのものであり、それらを所有していないと、自分自身が空っぽであるような恐怖があります。
一時の気の迷いで大切な本を手放すべきでなかったと後悔しています。
ーー
今回の反響へのご感想をお聞かせください。
堀田:本やレコードを収集していて、それを「心のよりどころ」にしている人がこんなにもたくさんいるのだと知り、驚きました。物に執着することは悪いような風潮もありますが、物に救われている人もこんなにいるのだと感じます。
◇ ◇
筆者も本と服だけは一度買ったらほとんど手放すことがないたちなので、堀田さんのお話にはいたく共感した。断捨離だなんだと身軽に生きることを持て囃す時代だからこそ、物を所有することの意義を今一度見つめ直したいものだ。
なお今回の話題を提供してくれた堀田さんは5月17日に福山敦士さんとの共著「人脈もお金もゼロですが、社畜で生きるのはもう限界なので『起業』のやり方を教えてください!」(明日香出版社)を発売する。
人脈や資金がなくても起業したい人に向け、そのメソッドをわかりやすく解説した意欲作なので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。 (まいどなニュース特約・中将 タカノリ)