
先日シネマイーラで『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』を見てきました。
19世紀のフランス、ブルゴーニュ地方の葡萄農園で、
とても野心家の農夫ソブランが、ある晩、エンジェルのザスと出会いました。
そしてザスはソブランを導いていくのです。
毎年同じ日の夜に会う約束をしました。
美しい女性との結婚、ワイン作りへのアドヴァイスが、次々と実を結んでいきます。
シャトーを持っている男爵夫人とのビジネスパートナーとなり
その年のワインは最高な出来になりました。
が、ソブランはエンジェルがついているから、運も見方してくれた。
今まで自分に見向きもしなかった人々が、自分の指示を受けるようになり
家族もワインも洋服も、すべてを手にいれた!
と傲慢になってしまいました。
傲慢になった途端、その年のワインは不作になり
なぜエンジェルがついてながら、失敗してしまったんだ!
とソブランは失意をあらわにします。
ザスは『僕は天国に住んでいない。地獄に住んでいる天使。堕天使なんだ・・・。』と告白。
今までのふたりの間にあった友人関係が崩れてしまいました・・・・・。
約束の晩に現れないソブラン、でもザスは約束通り現れます。
最終的にふたりの信頼関係は取り戻すことができるのですが、
堕天使ザスは羽を切り取り人間になりました。
そしてワイン造りは続いていきます。
愛、痛み、喜び、情熱、渇望、忍耐、そして再生・・・
人生をワイン造りになぞられた物語です。
この映画を観て、うなずく場面があります。
エンジェルのアドヴァイスを聞くことはすばらしいことだけれど
それを行っているのは、あくまで自分自身であって、自由意志の元、宇宙は動く。
エゴを持って行動すれば、失敗は起こる。
そこに愛は生まれない。芸術も生まれない。
そしてギャスパー・ウリエルのエンジェル・ザスが、
ソブランをそうっと羽で包んでいる姿を見て、ひとり興奮してしまいました。
私たちが不安を感じている時や寂しい時など、
ガーディアンエンジェルは自らの羽で私たちを包んでくれている姿と全く同じなんです!
またギャスパーのエンジェル姿がとっても美しいのよ!
少しエロティックな部分があって、両性的な魅力がたまりません(笑)
エンジェル好きの人には見て欲しいな~と思う作品でした。
エンジェルのサインの羽も出てきます!