昨年ほど
打ちのめされた年はなかったように思います。
いつ耳にした言葉なのか…
「愛別離苦」という言葉が
何度となく頭に浮かぶ日々でした。
4月にリタを失い、
そして11月にはチーぽんが…
チーぽんも亡くなるとは思っていませんでした。
その日は仮退院で
20 時半に病院へ戻ることになっていて、
まさか我が家に帰ってすぐに
心臓が止まってしまうとは…
急ぎ、病院に引き返す車の中で、
チーぽんの胸を上げ下げしながら
「イヤダ、おいておかないで」と繰り返したこと、
大声で泣いてチーぽんを起こしたいと願ったこと、
覚えているのはそれくらいです。
今もリタとチーぽんのいないこの現実が
嘘だと思いたいです。
リタのことが大好きだったチーぽん、
リタのことを
駆け足で追いかけていかなくてもよかったのに…
今頃、天国で一緒に昼寝しているのかな
リタとチーぽんに
唯一してあげられたことがあるとしたら、
残される者の耐えがたい悲しみや苦しみを
自分が引き受けたことくらいかもしれません。
今でも
夜中に起こすチーぽんの絶叫、
ご飯が欲しくて
無理矢理シンクの中に入って来た強引なチーぽん、
甘えたくて
私の周りをぐるぐる回っていたチーぽん、
ベッドの中、カーペット、壁、洗濯機の中と
ところ構わずしたオシッコの匂い、
日常のそんな記憶が止め処なく溢れて来ます。



