年老いた母の介護が始まってから
2年が過ぎようとしています。
子育てが終わって、ホッとしたのも束の間
今度は、親のために、自分の時間を使う
生活が始まりました。
介護のおかげで、自分の内面が見えてきます。
そんなことを少しずつ書いていこうと思います。
施設探しを迫られて
90歳になる母は、骨が脆くなり
日常のちょっとした動作で
腰椎を圧迫骨折し、入院することになりました。
入院するまで、母は一人暮らしをしてきたので、
身の回りのことは、なんとかやっていました。
おしゃれも大好きな母でしたが、
入院してからは、面会もままなりません。
(田舎の小さな病院なので、
コロナの影響がまだ続いていて💦)
ベッドの周りを歩くことくらいしか
許されていないので、
どんどん衰えていき、
おしゃれにも気を使えなくなって…。
そんな母を見るのは辛かったです。
この病院から、早く退院させたいと
そんなことばかり考えていました。
退院の条件
3か月近く入院した後、
これ以上の治療法がないとのことで、
退院の話が出ました。
けれども、医師から、
「もう一人暮らしは無理だから、
施設に入ることが条件で、退院していい。」
と言われたのです。
それで、唯一の兄弟である弟にも相談して、
施設を探すことになりました。
実家から遠く離れているので、
休みをとっての施設探しは、
結構大変でした。
なにせ、初めてのことだらけで
施設のことなど全くわからないのですから、
介護職についている友人の意見を頼りに
探すことになりました。
弟との仲違い
施設を探しにいこう!と
弟と約束したにも関わらず、
前日になって、弟は、急に行かないと
言い始めました。
私のやり方が気に入らないとのことでしたが、
本当の理由は分かりません。
施設見学の予約もしていたので、
私だけで見学に行くことにしました。
施設を決めたいけれど…
いくつかの施設の見学をして、
結局実家の隣町にある
サービス付き高齢者住宅に
決めようと思い、弟に連絡しました。
けれども、弟は、
「医者の言うことを鵜呑みにしなくて良い。
まだ1人で暮らせるはずだ。」
と言うのです。
母が入院してから、一度も見舞いに
来ていないので、
母の衰えた姿を見ていない弟。
そこに構っている暇はなく、
施設を決めて、退院、施設入居を
ドタバタと実行していくしかありませんでした。
その時の母は、要介護3と
診断されていました。
最初のつまずき
母の介護が始まって、
最初のつまずきは、
弟との仲違いでした。
母を退院させたくて、必死になっている私と
それに反発する弟。
「親の面会にも来ないのに、
なぜそんな文句を言うのだろう。」
私の心の中は、悲しみと怒りで
ぐちゃぐちゃになっていました。
けれども、相手は自分の写し鏡だとすると、
弟の抵抗も、私の潜在意識の中で
何かが抵抗しているということなのでしょう。
介護は、もしかしたら、
自分の潜在意識と向き合うことなのかも
しれませんね。
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