「粗品」「粗菓」つまらないものですが | ほどよい敬語~その敬語、盛りすぎです!

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プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

「つまらないものですが」

「粗品ではございますが」「粗茶ですが」など同様、謙遜して言う言葉です。本当につまらないものという意味ではないことはご承知の通りです。
ただ、最近では贈るシーンで自分をへりくだる方も少なくなってきているのではないでしょうか。

「~ですが」と、つなぐので謙遜してしまうわけですね。
「記念の品でございます。どうぞお持ちくださいませ」という言い方もあります。これだと、記念の品なのでいろいろ考えて選んだことも伝わります。

贈り贈られる場面は、人間性がことのほか出るものです。
本当に恐縮して、謙遜して「つまらないものですが」という言葉がふっと出るのももちろん問題のないことです。相手が気に入ってくれるかどうかは、それくらい見当がつかず、ドキドキするものですね。
一方で、一生懸命選んだ品であれば、その心や選んだ理由を伝える工夫をするのも何ら責められることではありません。

「旅先でとてもおいしかったので、◯◯様にも召し上がっていただこう~」
「私の家族が揃って大好物の◯◯です」
「私もとても気に入っているワインなんですが、ぜひ~」


と言われたら、自分を大事にしてもらっている気がして相手はうれしいものです。


また、逆の立場では、粗品に類する言葉と次のように対応します。
手紙でお礼を書くときなどに覚えておくといいでしょう。

【謙譲する】 ─── 【敬意を表す】

 粗品     ───  佳品
 寸志     ───  結構な品、見事な品
 粗菓     ───  美菓
 粗肴     ───  佳肴、嘉肴
 小照     ───  尊影



───ポイント

☆品物を贈る際に「つまらないものですが」と謙遜するのは問題のないことです。ただし、「記念の品でございます」という言い方や、相手や状況によって「おすすめしたいと思いまして」「私のお気に入りなので」など選んだ理由を述べることも喜ばれます。


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