夕べは、デヴィッド・ボウイの
「地球に落ちてきた男」を
観てきました。

サイトは、 こちら

東京は、9月21日まで角川シネマ有楽町で、
横浜は、9月17日~23日にシネマジャック&ベティ
で公開されています。


今年2月に「デヴィッド・ボウイ・イズ」を
観て、生前の出演作が観たいと、思い続けておりました。

ポスター画像


で、昨夜の映画鑑賞につながるわけですが、
観る時代によって、映画にちりばめられた示唆を、
受け取ることができるかどうか、
反応の分かれる映画だと思いました。


地球に落ちてきた時には、水しか飲まなかった
主人公(デヴィッド・ボウイ)が、
徐々にお酒におぼれていく様は、考えさせられます。
他にも、私達の日常にはトラップがいっぱいで、
「夢中になってる間に、人生終っちゃうよ。」って
言われているみたいでした。

1976年の撮影当時にトラップと考えられていたものは、
酒だけではありません。
今も十分にトラップとして機能しています。
それが何なのかは、劇場でお確かめください。


SFは、サイエンスフィクションの略ですが、
ホントに虚構なのかと思うことが時々あります。

夕べの映画もそうなのですが、中学生だった時に読んだ
筒井康隆の「俺に関する噂」という作品を、
SNS全盛の今、折に触れて思い出します。

「俺に関する噂」は、ある日突然、ニュースや週刊誌が
有名でもなんでもない一市民である主人公のことを、
報道し始めます。
しばらくは、それにふりまわされますが、
堂々と公表するようになったら、それが止んだという結末でした。



今はネットやSNSで、「俺に関する噂」を作れます。
お金持ちだったり、
貧乏だったり、
ラブラブだったり、
モテなかったり、
勉強熱心だったり、
キラキラしてたり・・・。
商売につなげている方もいるのですから、
素敵です。(笑)
あ、続けられればですがね。


ある日突然、自分の事が噂になるのは、
報道からではなく、ネットからの時代です。



ポッと出の瞬間芸で終るのか、
この先も信頼に値するものなのか、
昔の方は、うまいことを言いました。
今も十分通用する一言です。
「石の上にも3年」
フィクションなのか、
現実の世界に根を張ることができるのかの
目安にしています。