中国語通訳 後藤ゆかりです。
ランタンフェスティバルのプレオープンで台湾へ行った最終日。
夕方になって突如、張花冠嘉義県知事から夕食のお誘いが・・・
周ちゃんは感激のあまり、涙目。
私は会場内でのお使いから戻ったばかりで状況飲み込めず(笑)
夕食のお誘いを伝えに来てくれた県政府のスタッフの方は「急なお誘いでごめんなさいね~」と恐縮気味。
でもでも、こんな光栄なことなありません。
後にどんな予定が入っていようと(実際は何もなかったし)、このお誘いをお断りするほどの予定があるはずはなく、二つ返事で
「行かせていただきます!」
ところがタイミング悪く、私たちと一緒に台湾に行っていたスタッフの一人が休憩時間中。
日本から来ていたお友達を案内して会場内へ出かけていてまだ戻ってきておらず・・・
50ヘクタールもある広大な会場。
あいにくこの時、Wi-Fiルーターは1台のみ。
(これを教訓に、2度目の出張時は各自1台持ちになりましたよ)
彼女は携帯を機内モードにしていたため、電話連絡もできない状態。
困ったぞ~!
さて、どうする??
そんな時、周ちゃんが一言。
「場内アナウンスで呼び出せない?」
これに県政府の方がすぐに反応してくださいました。
とりあえず、インフォメーションセンターで訊いてみようということになり、私も一緒に行きました。
用件を伝えると、皆さん実にテキパキと関係部署に問い合わせをし始めてくださったんです。
でも時間ばかりが過ぎていく・・・
内心焦る私。
結局、アナウンスをするには専用のテントまで行かなければならず、しかも日本語を話せるスタッフを探さなければならないとのこと。
これらのやり取りは中国語でしたが、幸い標準語だったため、私も流れは把握できていたので、「私が日本語でやっちゃだめ?」と提案。
実は、これにいい返事がもらえるとは思っていなかったんです。
だって私は台湾側の会場のスタッフでもない、日本人。
普通なら部外者は立ち入らせないでしょ?
OKをもらえるにしたって、先ずは責任者に確認を取ってとか何とか、相当時間がかかりそう。
ところが意外にも答えは「OK」。
しかも即答!
すぐにアナウンス専用テントに向かうことになりました。
でもね~、その場所の遠いこと、遠いこと。
ほとんど対角線上の端と端(笑)
しかも通路は人でごった返してる!
テントの場所まで案内してくださったインフォメーションセンターのスタッフの方は、足が少し不自由で引きずりながら歩かれる方だったのですが、それでも汗だくになりながら速足で連れて行ってくださいました。
それだけでも私は感激で泣きそう。
その上、アナウンスのテントに入った時には、もうきちんと情報が伝わっていて、マイクや席もちゃんと用意されていたんです。
この臨機応変な対応、素晴らしくて目頭が熱くなりました。
中のスタッフの方々も皆さん温かく
「ここに座って」
「ゆっくり話してね」
などと、口々に言ってくださいました。
そして「ボン、ボン、ボン、ボ~ン!」という日本でもおなじみのチャイムの後に用件をアナウンスさせていただきました。
いつの間にこんな写真が(笑)
実は一緒に行ってくださった県政府のMinaさんが撮ってくださってたんです。
しかも「少し間をおいて、もう1回ね」と2度もアナウンスさせてくださったんですよ。
そうこうしている間に、無事スタッフが戻ったと周ちゃんから連絡が入り、やれやれ。
ランタンフェスティバルの会場でのアナウンス。
私にとっては、とても貴重で忘れがたい思い出となりました。
結局このアナウンスは、メイン会場以外ではあまりよく聞こえなかったという落ちがつくのですけどね(笑)
最近のブログで、台湾の方々の温かさや優しさを何度もお伝えしていますが、1日に何万人もの来場者を迎え、てんやわんやの会場内で、不測の事態に対するこういう判断力、決断力、対応力の素晴らしさに助けられたことも、皆さんに是非お伝えしたかったんですよ~
一人一人が的確に動ける、優れたスタッフの方々が支えたイベントだったからこそ、大成功を収めることができたのだと、今更ながら納得です。
みののわラジオ放送局
「ゆかりん、周ちゃんの今宵もパンダ~ず」
毎週水曜日 21:15~ オンエアです
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