中国語通訳 後藤ゆかりです。
皆さんは「刮痧 Guā shā」をご存知ですか?
グアシャというよりカッサと言った方が分かりやすいかも知れませんね。
この「刮痧」は中国の民間療法の一つで、水牛の角などで作られた専用のへらを使い、経絡の流れに沿って肩や背中などを擦ります。
そうして皮膚に刺激を与えることで血行がよくなり、老廃物が排出されて、肩こりや腰痛、頭痛などが改善されると言われています。
以前、中国へ長期出張へ行った際、たまたま宿泊していたホテルの向かいにマッサージのお店があり、「刮痧」もメニューにあったので、帰国前日に行ってみました。
普通のマッサージ級の痛みなら「いた気持ちいい」なので、それを期待したのですが・・・
ほとんど絶叫でした(笑)
もう、あまりの痛さにのけぞるほど。
確かに終わった後は、ぽかぽかして血行が良くなっているのが実感できたのですが、一つ難点が・・・
それは、こすった所が皮下出血のように赤くなること。
部屋へ戻りお風呂に入った際、鏡で見ると背中が帯状に真っ赤っか。
しかも点状のものが集まって赤くなっているので、パッと見は完全に内出血のよう。
アメリカに住む息子夫婦と孫に会いに行った中国人の老人が、孫に刮痧をしてやったら、その跡をみたアメリカ人に虐待と勘違いされて大騒動になるという映画がありましたが、正にそんな感じ。
しかも翌日はかなり痛みも出てきて、飛行機に乗っても座席にもたれられないという大誤算のおまけつき。
でも怪我をした時の内出血と明らかに違ったのは、2~3日でパッとその赤みが引いたことです。
もともと刮痧ってこれほど痛いものなのか、それとも施術してくれた人が下手だったのか、機会があればもう一度試してみたいと思います。
ただ、次回は帰国前日は避けること、これだけは忘れないようにしないと、ですね。